JVCケンウッド、ハイレゾに対応したウッドイヤホンの最上位「HA-FX1100」

ニュース

2014/11/07 20:22

 JVCケンウッドは、JVCブランドのウッドドームユニット搭載イヤホンの新モデルとして、ハイレゾ音源の再生に対応した最上位モデル「HA-FX1100」を12月上旬に発売する。価格はオープンで、税別実勢価格は5万3000円前後の見込み。

HA-FX1100

HA-FX1100

 「木」を用いた独自の音響テクノロジー「ウッドドームユニット」を搭載し、原音の持つ空気感やニュアンスを臨場感豊かに再現する密閉型インナーイヤーヘッドホン「ウッドシリーズ」の最上位モデル。ハイレゾ音源の再生に対応した。

 「ウッドドームユニット」や、ユニットの振動ロスを広帯域で低減する「アコースティックハイブリッドダンパー」に加え、新たに、木が持つ音の響きを引き出す高純度無酸素銅の6N OFCケーブルや、伝送系路に音響用ハンダを採用。細部に渡って音質チューニングを施した。

 ヘッドホンのきょう体(ハウジング)にも木を採用。ウッドドームユニットの特性を最大限に引き出すことによって、自然な音の広がりや余韻を臨場感豊かに再生する。また、新たに高級感のある黒木目仕上げを採用した。

 イヤーピースは、内壁に設けたディンプルによって、音質劣化の原因となるイヤーピース内の反射音を拡散させることで、音のにごりを抑制し、クリアなサウンドを実現する「スパイラルドットイヤーピース」を採用。サイズはS/M/Lに加え、MS/MLの五つを用意し、耳に最適にフィットする。このほか、S/Mサイズの低反発イヤーピースも付属する。

 再生周波数帯域は6Hz~4万5000Hz。コードを含まない重さは約13.0g。コードは、MMCX端子を搭載する着脱式で、微細な振動を抑制するアルミスリーブ・アルミエンドを装着したL型プラグを新たに採用した。