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ヤマハ、デジタル・サウンド・プロジェクター「YSP-2500」、4KパススルーやBluetoothに対応

ニュース

2014/07/09 15:32

 ヤマハは、デジタル・サウンド・プロジェクター「YSPシリーズ」の新製品として、4KパススルーやBluetoothに対応した「YSP-2500」を、7月下旬に発売する。価格はオープンで、税別の実勢価格は9万3000円前後の見込み。

YSP-2500

 バータイプのスピーカーユニットに、口径2.8cmのビームスピーカーを16基搭載したデジタル・サウンド・プロジェクター。独自の「デジタル・サウンド・プロジェクター技術」によって、音のビームを壁に反射させることで、実際に壁から音が聞こえ、複数人が自然にサラウンド感を楽しめる。

 内部設計の最適化や専用チューニングによって、伸びのある上質な高域とクリアで深みのある中域で、より抜けのよい音質を実現。パワードサブウーファーを採用することで、より量感のある豊かな低音を再生する。

 視聴モードはステレオ再生とサラウンド再生を選択でき、ステレオ再生は最適調整によって定位感をさらに向上した。サラウンド再生は、映画・音楽・スポーツなど、コンテンツに合わせて最適な音場をつくる独自の「シネマDSP(10モード)」で、臨場感をより高める。

 HDMI端子は、「YSPシリーズ」でははじめて4K60p/3D映像伝送(パススルー)に対応。ロスレス・サラウンド音声を最大限のクオリティで再生するHDオーディオにも対応する。

 無線通信機能はBluetooth 2.1+EDRに対応し、スマートフォンやタブレット端末の音楽をワイヤレスで再生できる。Bluetooth対応端末との電源連動に対応した「Bluetoothスタンバイモード」を備える。独自の音質改善技術「ミュージック・エンハンサー」によって、圧縮音源を高音質で楽しむことができる。また、セリフやナレーションを聞き取りやすくする「クリアボイス」機能を備える。

 iOS/Androidに対応した無償の専用アプリ「HOME THEATER CONTROLLER」を使えば、スマートフォン/タブレット端末でリスニングモードやシネマDSPの選択、クリアボイスなどのオン/オフ、サブウーファーのボリューム調整などができる。アプリのホーム画面には、入力中の機器や選択中のサラウンドシステムなどをアイコンでわかりやすく表示する。

 室内の形状などに合わせて、ベストな視聴環境をフルオートで設定できる音響測定・最適化技術「インテリビーム」で、付属のマイクを使った測定によるビーム角度、音量、音質などのチャンネルごとの自然な設定ができる。左右の音の位置バランス補正にも対応。室内の視聴位置は3スポットまでメモリに登録できる。

 HDMIで接続したテレビに設定画面を表示して、詳細設定できる「OSD(オンスクリーンディスプレイ)機能」や、大手メーカーのテレビやレコーダーに対応した「HDMIコントロール機能(リンク機能)」を備える。

 薄型テレビの前にすっきりと配置することができるセンターユニットは、高さ51mmのスリムなアルミボディ。奥行きが十分ないラック上に置く場合は、付属の着脱式レッグを使って、テレビスタンドをまたいで置くことができる。サブウーファーは別ユニットで、縦横自在に設置でき、ワイヤレス接続にも対応する。

 インターフェースは、HDMI入力3系統、音声入力がセンターユニットに4系統、サブウーファーに1系統、ARC対応のHDMI入力×1系統、音声出力2系統などを搭載する。