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協立機電工業とヤフー、電子母子手帳アプリ「kazoc」が胎児のエコー動画の保存・再生に対応

ニュース

2014/04/03 17:09

 協立機電工業とヤフーは、協立機電工業の産婦人科向けエコー動画配信システム「AngelMemory」と「Yahoo! JAPAN」の電子母子手帳アプリ「kazoc(カゾック)」の連携を開始した。「kazoc」アプリで、「AngelMemory」が配信する胎児のエコー動画の保存や再生ができる。

 連携イメージ

連携イメージ

 協立機電工業の「AngelMemory」は、妊婦健診時に撮影・保存した胎児のエコー動画や心音などの音声を、PCやスマートフォンなどで再生するサービス。利用登録開始から18か月の間に、エコー動画が保存されている専用サイトにアクセスし、おなかのなかにいる赤ちゃんの様子をPCやスマートフォンでいつでもどこでも確認できる。2012年4月に提供を開始して以来、国内の産婦人科医院や総合病院などで導入が進み、これまでに妊産婦3万人以上に利用されている。

 ヤフーの「kazoc」は、子どもの成長と思い出を家族や親族で共有できる無料の電子母子手帳アプリ。妊娠中の経過や出産後の子どもの身長・体重などの成長記録、予防接種の記録などの電子母子手帳としての機能に加え、大切な瞬間を撮影した写真や日記などを保存できる。また、家族などに限定した招待制のSNS機能も備える。2013年2月にiOS向け、同年7月にAndroid向けに提供を開始し、2014年3月末現在、11万人以上に利用されている。

連携後の「Kazoc」画面(イメージ)

連携後の「Kazoc」画面(イメージ)

 「AngelMemory」と「kazoc」の連携によって、「AngelMemory」がより一層便利に活用できる。「AngelMemory」ユーザーが、スマートフォンに「kazoc」アプリをダウンロードし「AngelMemory」との連携手続きをすると、「AngelMemory」から配信されたエコー動画や音声を「kazoc」アプリ内で保存と再生ができるようになる。「AngelMemory」単独で利用すると、動画の再生は、利用登録開始から18か月に限られるが、18か月を過ぎるまでに「kazoc」と連携しておくことで、18か月を超過しても動画の再生ができるようになる。  また、「kazoc」で設定している出産予定日をもとに、「AngelMemory」の撮影日データから自動的に妊娠週数を算出して「kazoc」の成長記録ページにエコー動画が追加される設計にするなど、出産後の成長記録だけでなく、おなかのなかにいるときの成長の様子を、簡単な操作でアプリ内に正確に保存できる。さらに、「kazoc」でつながっている家族や親族ともエコー動画を共有できる。

・「kazoc」iPhone版をダウンロード
・「kazoc」Android版をダウンロード