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ニコン、光学5倍ズームのコンパクトデジタルカメラ「COOLPIX AW120」、防水・耐衝撃・耐寒仕様モデル

ニュース

2014/02/07 19:01

 ニコンは、防水、耐衝撃、耐寒仕様など、アウトドアシーンでの撮影に適した機能と性能をもつコンパクトデジタルカメラ「COOLPIX AW120」を、2月27日に発売する。カラーは、サンシャインオレンジ、クールブラック、カムフラージュグリーンの3色。価格はオープンで、実勢価格は4万3000円前後の見込み。

COOLPIX AW120

COOLPIX AW120

 焦点距離4.3~21.5mm(35mmフィルム換算で24~120mm相当)の光学5倍ズームNIKKORレンズと、有効画素数1605万画素の裏面照射型CMOSセンサを搭載。レンズ先端から約1cmまで寄ることができるマクロ機能や、電子ズーム領域でも解像感を保ったまま約10倍までズームできる「ダイナミックファインズーム」を備える。

 ダイビングのライセンス保持者が潜水できる水深約18mまでの防水性能をもつほか、高さ約2mからの落下に耐える耐衝撃、約マイナス10°Cまで使える耐寒性能、砂やホコリの侵入を防ぐ防塵性能を搭載し、レジャーだけでなく本格的なアウトドアシーンでも安心して撮影を楽しめる。

 従来のGPS(A-GPSつき)に加えて、新たにGLONASS(Global Navigation Satellite System)に対応。これまで測位しにくかったビルの谷間などでも、短時間で精度の高い撮影場所の位置情報(経度・緯度)を記録できる。

 さらに、撮影した写真に撮影場所の地名を付加するPOI(Points Of Interest)表示に対応し、GPS/GLONASS/電子コンパスで取得した撮影時の位置情報や、カメラを向けた方位を記録して、モニタ上の世界地図に表示できる。地図表示は、新たに撮影場所の「地点登録」(30件)に対応する。

 このほか、緯度、経度、高度、気圧、方位などの情報を、画面上で確認することができる「地図ボタン」を備える。地図表示では、本体を振ると地図の拡縮、傾ければスクロールができる。また、圧力センサによって、モニタに高度、水深、気圧、水圧を表示する機能を搭載する。

 手ブレ補正には、水平/縦回転のブレに対応するレンズシフト方式と、左右/上下/回転軸のブレに対応する電子式を併用して補正範囲を広げ、動画撮影時の手ブレを効果的に補正する「5軸ハイブリッド手ブレ補正(VR)」を採用している。

 IEEE802.11b/g/n準拠の無線LAN機能で、撮影した画像をスマートデバイスへワイヤレスで転送できる。専用アプリ「Wireless Mobile Utility」で、スマートフォンやタブレット端末の画面で液晶モニタの表示画像を確認して、リモート撮影できる。

 対応メディアはSDXC/SDHC/SDカードで、内蔵メモリは約329MB。サイズは幅110.0×高さ66.0×奥行き25.8mmで、重さは約213g。