東芝、タッチ対応WQHD液晶搭載のウルトラブック「dynabook KIRA V832」

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2013/04/18 19:36

 東芝は、ウルトラブックとしては初のタッチパネルつきWQHD液晶を搭載した「dynabook KIRA V832」を、4月24日に発売する。価格はオープンで、実勢価格は17万円前後の見込み。

dynabook KIRA V832

dynabook KIRA V832

 CPUインテルCore i5-3337Uを採用。タッチ操作に対応する13.3インチワイド液晶ディスプレイ(解像度2560×1440)、8GBのメモリ、128GBのSSDを搭載する。インターフェースは、USB3.0×3、HDMI出力×1、ブリッジメディアスロット×1、有効画素数約92万画素のウェブカメラなどを備える。OSは、Windows 8 64ビット。

 従来のウルトラブックを上回る高精細液晶の採用によって、従来モデル「dynabook R632」の約2倍の画素密度を実現。写真や映像、小さな文字を高精細に表示する。タッチ操作対応の液晶パネルは、アプリの起動や画面スクロールを指先で操作でき、指紋が拭き取りやすい耐指紋コーティングを施した。ヒンジの調整によってタッチ時の振動を低減し、快適にタッチ操作ができる。液晶テレビ「レグザ」で培ったノウハウを活用し、液晶パネルの個体差に合わせた色調整を1台ごとに施し、光の色の白を基準とした補正でより自然に近い写真や映像の色味を実現した。

 文字やデスクトップアイコンのサイズは、付属ソフト「東芝画面設定ユーティリティ」で簡単に変更できる。サイズ変更に合わせてマウスポインタの移動速度を自動調整するので、相対的に同一速度を保ち、サイズ変更後も快適に使うことができる。

 従来の映像を高画質化する機能に加えて、写真素材が持つ繊維などの細かい部分のエッジや陰影を強調する機能を搭載。写真や動画の高度な編集作業に対応した「Adobe Photoshop Elements 11」と「Adobe Premiere Elements 11」が付属する。

 ハーマン・インターナショナルと共同開発した「harman/kardonステレオスピーカー」を、デザイン性を保ちながら左右底面に搭載。音の反響を考慮したチューニングによって、低音から高音までムラのないパワフルなサウンドで臨場感のある音楽やゲームを楽しめる。

 きょう体はマグネシウム合金製で、「ハニカムリブ構造」などによる高い堅牢性をもち、安心して持ち運ぶことができる。キーボードは、それぞれのキーに約0.2mmのくぼみを設け、指が滑りにくく、快適な打鍵感を味わうことができる。バッテリ駆動時間は約9.5時間。サイズは幅316.0×高さ9.5~19.8×奥行き207.0mmで、重さは約1.35kg。