日本マイクロソフト、タブレット端末「Surface RT」を15日に発売、価格は4万9800円から

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2013/03/01 19:11

 日本マイクロソフトは、3月1日、初の自社製タブレット端末「Surface RT」を3月15日に発売すると発表した。

「Surface RT」を3月15日に発売

 記者会見では、樋口泰行社長が「長くソフトに専念してきたが、競争環境上、ハードとソフトを一社で開発する必要性が増してきた。これからもPCメーカーとの協力は続けていくが、今後はPCやタブレット端末を(自社でも)開発していく」と、初めてのハードウェア投入の事情を説明した。

PC、タブレットの販売を続ける意向を示した樋口社長

 「Surface RT」は、ビックカメラグループ(ビックカメラ/ソフマップ/コジマ)、ヤマダ電機グループ、ヨドバシカメラの1000店以上の店舗とマイクロソフトストアで販売する。

左から、日本マイクロソフトの樋口社長、ビックカメラの宮嶋社長、ヤマダ電機の佐俣取締役、ヨドバシカメラの藤沢副社長

 販売パートナーであるビックカメラの宮嶋宏幸社長は、「待ちに待った製品を販売することができてうれしい。ひと足先に触ったが、スタイリッシュで完成度の高い製品だ。ビックカメラグループには、Windows 8を熟知した販売員の資格『Windows 8 アソシエイト』の取得スタッフが4000人以上いる。ぜひ、当店で『Surface』に触れて、そのよさを確かめてほしい」と販売体制をアピールした。また、ヤマダ電機の佐俣信一執行役員常務とヨドバシカメラの藤沢和則副社長も新製品にエールを送った。

祝辞を送るビックカメラの宮嶋社長

これが「Surface RT」! キーボードになるカバーは2種類用意



 「Surface RT」は、10.6インチワイドの5点マルチタッチ液晶を搭載。OSに「Windows RT」を採用し、オフィスソフトの「Office 2013 RT」を搭載する。米国などでは昨年10月26日に発売しており、今回、満を持してのお目見えとなった。発売のタイミングについて、樋口社長は「Windows 8アプリが増え、また新生活需要が高まるタイミングで投入したいと思っていた」と説明した。

キーボードを取りつけることができる「Surface RT」

 外装には、アルミニウムよりも軽く、薄さと堅牢さを兼ね備えたマグネシウム合金を採用し、重さを約675gに抑えた。本体を自立させる背面のキックスタンドは、リラックスして動画を楽しみたいときや集中して仕事をしたいときに活躍する。

 CPUにはNVIDIA Tegra 3 クアッドコアを採用し、2GBのメモリを搭載。最大約8時間駆動するバッテリを備える。無線はIEEE 802.11a/b/g/nとBluetooth 4.0に対応。720p HDのフロント/リアカメラ、microSDXCカードスロット、USB 2.0ポートなどを備える。サイズは約縦275×横172×厚さ9mm。

 このほか、内側がキーボードになっている着脱できるカバーを発売する。厚さ3mmで感圧式キーボードの「タッチカバー」と、厚さ6mmで打鍵感のあるキーボードの「タイプカバー」の2種類を用意する。

感圧式キーボードの「タッチカバー」(左)と「タイプカバー」

 価格は32GBモデルが4万9800円、64GBモデルが5万7800円、「タッチカバー」つきの32GBモデルが5万7800円、「タッチカバー」つきの64GBモデルが6万5800円。カバー単体の価格は、「タッチカバー」が9980円、「タイプカバー」が1万980円。

 発売を記念して、Bluetooth接続で表面をタッチ操作できるマウス「Wedge Touch Mouse」を抽選で900名にプレゼントする。また、「Surface RT」購入者全員に、アプリで使える「日本経済新聞 電子版有料サービス」の10日間無料チケットを提供する。