ドコモ、スティック型端末「SmartTV dstick」、抽選で7万名にプレゼント

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2013/01/22 18:58

 NTTドコモは、1月22日、新たな取り組みとして、スマートフォンと家庭の機器を連携させ、映像や音楽などのさまざまなコンテンツを家庭で自由に視聴できる環境を提供する「ドコモ スマートホーム」を展開すると発表した。第一弾として、ドコモ初のWi-Fiタブレット「dtab」とスティック型端末「SmartTV dstick」を、3月以降順次発売する。


 同時に、家庭のレコーダーに録画した地上デジタル放送、BSデジタル放送などのフルHD映像をスマートフォンでも視聴できるように、家電連携アプリ「Twonky Beam」の機能を拡充。さらに、「dtab」「SmartTV dstick」を利用できるように、無線LANルータレンタルサービス「HOME Wi-Fi」を3月1日に開始する。レンタル料金は月額315円だが、指定のパケット定額サービスまたはデータ通信専用プランの契約者は無料。レンタル期間は2年間で、2年間継続利用するとユーザーに無料提供する。カラーは、ホワイト、ブラック、レッド、ブルーの4色。

「Home Wi-Fi」でレンタル提供するカラフルな無線LANルータ

 「dtab」は、10.1インチのHDディスプレイ、1.2GhzのクアッドコアCPU、Android 4.1を搭載したタブレット端末。dマーケットの使いやすさを追求した専用のホーム画面を搭載。利用しているドコモのスマートフォンのdocomo IDを入力すると、追加の回線契約なしでdマーケットのコンテンツや、「しゃべってコンシェル」などのドコモのクラウドサービスを利用できる。当初はドコモオンラインショップのみで販売し、4月中旬以降、全国のドコモ取扱店に拡大する。ドコモオンラインショップでの9月末までのキャンペーン価格は9975円(予定)。ただし、spモード契約など、所定の条件を満たしていない場合は2万5725円となる予定。

キャンペーン価格9975円のdtab

 「SmartTV dstick」は、テレビのHDMI端子とUSB端子に差して、dマーケットの映画・アニメ・音楽などを、自宅のテレビで視聴できるようにする端末。YouTube動画やホームネットワーク上のPC、スマートフォンの動画・音楽をテレビ上で再生することもできる。操作はスマートフォンで行う。対応機種は、無料アプリ「dstickリモコンアプリ」に対応するドコモのスマートフォン。2011年冬春モデルのスマートフォンから対応し、タブレットを含めて順次拡大していく。

SmartTV dstick本体(左)の利用イメージ

 ドコモオンラインショップで3月以降に発売する。価格は8925円(予定)。なお、条件( 「dビデオ」「dアニメストア」「dヒッツ」のいずれかを利用)を満たした応募者の中から抽選で合計7万名に「SmartTV dstick」を無料で提供する「dstickプレゼントキャンペーン」を2月1日から5月31日まで実施する。

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