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ジャングル、電子地図ソフトの最新版「スーパーマップル・デジタル13」、スマートフォンアプリが付属

ニュース

2012/06/11 14:55

 ジャングルは、昭文社の開発する電子地図ソフト「スーパーマップル・デジタル」の最新版「スーパーマップル・デジタル13」を、7月6日に発売する。

「スーパーマップル・デジタル13 全国版」のパッケージ(左)と地図画面

 設定した出発地から目的地で、クルマや徒歩に最適なルートを表示。クルマ向けのルート検索では、一方通行や右折禁止などの交通規制を反映したルート検索や、距離や所要時間、標準的な経費(料金)の算出、季節ごとの交通規制情報の反映、「走りやすい道」を教える推奨ルート検索、ガソリン代金設定を含む車両燃費計算機能に対応する。また、サービスエリアやパーキングエリアは、見やすい施設案内図を備える。

 電車や徒歩向けのルート検索では、横断歩道などを考慮した歩行者専用のルート検索や、自動車で侵入できない公園や遊歩道、地下道、最寄り駅の出入り口名を表示。徒歩による消費カロリー計算もできる。徒歩のルートは鉄道利用を含むが、鉄道の時刻を考慮したルート検索を行うには、別売の他社製路線検索ソフトを用意する必要がある。

 『まっぷるマガジン』などの旅行ガイドブックや、旅行&観光情報サイト『MAPPLE観光ガイド』など、昭文社の旅行ガイドブックやウェブサイトで紹介する観光スポット、花見や味覚狩りなどの季節のおでかけ情報を、ガイドブック約100冊分ダウンロードすることができる。ダウンロードした情報は地図上で編集して、自分だけのオリジナルマップをつくることができる。

 地図データは、2011年11月までに判明した2012年4月1日現在の情報を使用。2012年4月14日に開通した新東名高速道路の情報も特別に反映(通行料金は除く)している。

 このほか、GPS情報を持ったデジタルカメラ画像を地図上に貼りつける機能や、Excelデータやテキストデータを地図上に展開し、分布図や円グラフ、棒グラフなどを表示できる「エリアマーケティング機能」を備える。また、『まっぷる』ダウンロード機能を使って昭文社の「帰宅支援マップ」情報をダウンロードして、オリジナルの帰宅支援ルート図をつくることができる。

 付属するAndroid用アプリで、PCで検索・編集したデータのスマートフォンへの持ち出しに対応。地図データはSDカードに保存するので通信環境に左右されず、電力消費を抑えながら地図を操作できる。また、PCで入力したポイント情報にはURLを登録でき、外出先でもスマートフォンからウェブサイトで目的地の最新情報などを確認できる。

Android用アプリでデータを持ち出せる

 施設や顧客情報などの住所情報から、地図上への情報取込みに対応。最新バージョンでは、取込み可能件数を大幅にアップし、1万件以上の情報を一括でインポートできる。

 対応OSは、PC用がWindows 7/Vista(SP2以降)/XP(SP3以降)、スマートフォンやタブレット端末用の「Super Mapple Digital for Android」がAndroid 2.1~4.0、PDA用の「Pocket Mapple Digital」がWindows Mobile 6.5/6.1/6/5.0(Standard Editionを除く)。

 「スーパーマップル・デジタル13 全国版」は、全国1000市区町村以上の市街部の詳細図を収録し、価格は1万5330円。「スーパーマップル・デジタル13 東日本版」は、北海道~中部地方600市区町村以上の市街部の詳細図を収録し、価格は8820円。「スーパーマップル・デジタル13 西日本版」は、中部~九州・沖縄地方600市町村以上の市街部の詳細図を収録し、価格は8820円。「スーパーマップル・デジタル13 関東甲信越版」は、関東甲信越地方350市区町村以上の市街部の詳細図を収録し、価格は5880円。

 「スーパーマップル」の従来バージョンや他社製地図ソフトユーザーを対象にした「スーパーマップル・デジタル13 乗換・アップグレード版」の価格はオープンで、オンラインショップ「ジャングルストア」での価格は8390円。