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ソニー、ヘッドマウントディスプレイ「HMZ-T1」やサラウンドヘッドホン「MDR-DS7500」など、音展で体験中心の展示

ニュース

2011/10/22 11:40

 ソニーは、10月21日、東京・秋葉原で開催されるオーディオ&ホームシアター展(音展)開催を前に、ヘッドマウントディスプレイやスピーカー、イヤホン、サラウンドヘッドホンなどのプレス向け体験会を行った。

ヘッドマウントディスプレイ「Personal 3D Viewer HMZ-T1」

 体験会に先立ち、ヘッドマウントディスプレイやホームシアター製品などを担当する水倉義博ホームエンタテインメント事業本部第2事業部副事業部長が、「今年は震災の影響で厳しい年になったが、企画、設計、製造が一体となってモノづくりに力を入れた。オーディオ&ホームシアター展では、自信をもって商品を展示する」と挨拶。また、渡邉久訓パーソナルエンタテインメント事業部副事業部長は、「パーソナルエンタテインメント事業部では、特にヘッドホンに注力していく。一人でも多くの人に体感してもらいたい」と期待を述べた。

オーディオ&ホームシアター展は視試聴体験環境を拡充。秋葉原UDXと富士ソフトアキバプラザの二つの会場で開催

 今年のオーディオ&ホームシアター展は、従来の展示主体から視試聴体験環境を充実させ、東京・秋葉原の秋葉原UDXと富士ソフトアキバプラザの2会場で開催。富士ソフトアキバプラザ7階では、11月11日に発売するヘッドマウントディスプレイ「Personal 3D Viewer HMZ-T1」や、フラット形状のエアダクト構造によって広帯域で伸びのある音楽再生を実現する「バランスド・アーマチュア(BA)」ドライバを搭載した中・高級カナル型イヤホン11機種が試聴できる。

富士ソフトアキバプラザ7階のヘッドマウントディスプレイ体験コーナー

 「Personal 3D Viewer HMZ-T1」は、「製品発表後、問い合わせが増えている」(ソニーの説明員)など、話題の商品。BDプレーヤーなどに接続した「Personal 3D Viewer HMZ-T1」を装着することで、映画館で映像を楽しんでいるような感覚が味わえる。再生はデュアルパネル3D方式で、それぞれのパネルに独立して3D映像を表示するので、解像度の低下や映像のぼやけなどがない。実際に装着してみると、非常にナチュラルな3D映像だった。

富士ソフトアキバプラザ7階のBAドライバ搭載のカナル型イヤホン体験コーナー

 なお、今回展示した中・高級カナル型イヤホンは、タイで発生した大規模な洪水の影響で、一部の製造事業所、生産委託先の工場、サプライヤーの生産活動が停止したため、発売日は延期または未定となっている。

 「XBA-1SL」「XBA-2SL」「XBA-3SL」「XBA-4SL」「XBA-1IP」「XBA-2IP」「XBA-NC85D」「XBA-S65」「XBA-BT75」が12月10日発売。「XBA-3IP」「XBA-4IP」「DR-EX43IP」「DR-BT63EX」「BT63EXP」は未定。

 このほか、富士ソフトアキバプラザ6階のソニーのコーナーでは、業界初となる3D対応のデジタルサラウンドヘッドホンシステム「MDR-DS7500」で、3Dメガネを装着して3D映像の視聴体験ができる。

秋葉原UDX会場のデジタルサラウンドヘッドホンシステム「MDR-DS7500」。富士ソフトアキバプラザ6階のソニーのコーナーでは3Dメガネを装着して3D映像が体験できる

 オーディオ&ホームシアター展は10月23日まで。開催時間は、22日は10時~18時、23日は10時~17時。