PFU、ドキュメントスキャナ「ScanSnap S1500/S1500M」がiPad/iPhoneと連携

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2011/10/14 11:41

 PFUは、パーソナルドキュメントスキャナ「ScanSnap S1500」(Windowsモデル)と「ScanSnap S1500M」(Mac OSモデル)にiPad/iPhoneとの連携機能を搭載し、さらにクラウドサービスとの連携を強化した新モデルを10月21日に発売する。

ScanSnap S1500(左)、ScanSnap S1500M

 価格はいずれもオープンで、直販サイト「PFUダイレクト」での販売価格は、「ScanSnap S1500」「ScanSnap S1500M」がそれぞれ4万9800円、「ScanSnap S1500 楽2ライブラリ パーソナル V5.0 セットモデル」が5万4800円。

 「ScanSnap S1500」「ScanSnap S1500M」の新モデルは、iPad/iPhone用アプリ「ScanSnap Connect Application」を使用することで、スキャンした原稿をiPad/iPhoneに直接保存できる。アプリは、「App Store」で無償で提供する。

 また、クイックメニューにクラウドサービスとの連携アイコンを追加し、スキャンした書類をクラウドサービスに直接保存できるようになった。主な対応サービスは、SugarSync/Googleドキュメント、Evernote、Salesforce Chatter、Salesforce CRM。

 さらに「S1500」には「Adobe Acrobat X Standard」、「S1500M」には「Adobe Acrobat 9 Pro」が付属。Windows用ソフトとMac OS用ソフトは1枚のDVDでまとめて提供するので、「S1500」と「S1500M」のどちらを購入しても、Windows/Mac OSの両方の環境で利用できる。

 ドキュメントファイリングソフト「楽2ライブラリ パーソナル V5.0」は、新たにiPad/iPhoneやクラウドサービスとの連携機能、写真アルバム機能を搭載している。

 従来モデルの「ScanSnap S1500/S1500M/S1300/S1100」と「楽2ライブラリ パーソナル V5.0」のユーザーに対しては、今回の機能強化に相当するアップデートプログラムを同社のウェブサイトで無償提供する。

 「S1500」「S1500M」とも、スキャンサイズは最大216×360mm。さらに、「A3キャリアシート」を使えばA3サイズやB4サイズなども読み取ることができる。最大863mmまでの長尺読み取りに対応する。インターフェースは、USB3.0/2.0/1.1。サイズは幅292×高さ158×奥行き159mmで、重さは3kg。