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キヤノン、コンパクトデジカメ「PowerShot」シリーズ、新映像エンジン「DIGIC 5」搭載の「SX40 HS」と12倍ズームの「SX150 IS」

ニュース

2011/09/20 15:10

 キヤノンは、コンパクトデジタルカメラ「PowerShot」シリーズの新製品として、新映像エンジン「DIGIC 5」と光学35倍ズームレンズを搭載した「PowerShot SX40 HS」と、光学12倍ズームレンズを搭載した「PowerShot SX150 IS」の2機種を9月23日に発売する。価格はオープンで、実勢価格は「PowerShot SX40 HS」が6万円前後、「PowerShot SX150 IS」が2万円前後の見込み。

PowerShot SX40 HS

 「PowerShot SX40 HS」は、35mmフィルム換算で24~840mm相当、F2.7~5.8の光学35倍ズームレンズを搭載。USM(Ultra Sonic Motor)による静かなズーミングと、VCM(Voice Coil Motor)による静かで高精度なフォーカス制御を実現した。
 映像エンジンには、ノイズ低減処理の新しいアルゴリズムを採用し、高画質化や高性能化を図った「DIGIC 5」を搭載。画像内のエッジ(輪郭)やノイズ、平坦部の各部に最適なノイズ低減処理を施すことによって、解像感を損なわずに効果的にノイズを低減する。

 手ブレ補正機能には、撮影状況に応じて最適な防振効果が得られる「マルチシーンIS」を新搭載。マクロ撮影や流し撮り、動画撮影、三脚の使用など、それぞれの撮影状況に特有のブレに対して、カメラが自動で最適な防振制御を行って、効果的にブレを抑制する。

 撮像素子には、ノイズ発生の少ない1210万画素の裏面照射型高感度CMOSセンサを搭載。「DIGIC 5」と組み合わせた「HS SYSTEM」は、従来機と比較してノイズ発生レベルを約4分の1に抑える。また、内蔵バッファメモリがいっぱいになるまで、最大の記録画素数で1秒あたり約10.3画像の高速連続撮影ができる「ハイスピード連写HQ」を新たに搭載する。

 動画撮影機能は、解像度1920×1080のフルHD動画をステレオ音声で記録。動画撮影中の光学ズームに対応し、静止画撮影中でもすばやく動画撮影をスタートできる「動画ボタン」を搭載する。

 バリアングル式で広視野角タイプの2.7型「クリアライブ液晶V」モニタを搭載。アクセサリシューには、「EOS」シリーズ用のスピードライトを装着することができる。対応メディアは、SD/SDHC/SDXCカード。サイズは幅122.9×高さ92.4×奥行き107.7mmで、重さは約600g。

 「PowerShot SX150 IS」は、35mmフィルム換算で28~336mm相当、F3.4~5.6の光学12倍ズームレンズを搭載。撮像素子は1410万画素のCCDで、手ブレ補正には「PowerShot SX40 HS」同様、「マルチシーンIS」を搭載する。

PowerShot SX150 IS

 撮影モードは、初心者でも迷うことなく撮影できる「らくらく」モードや、撮影音やストロボ発光をオフにできる「マナー」モードなど、撮影者のレベルに応じて使い分けできる。

 カメラが撮影シーンを判別して、最適な設定と画像処理を行う「こだわりオート」と「マルチシーンIS」を組み合わせて、最大78パターンから最適な設定を自動選択する。

 動画撮影は、解像度1280×720の動画をステレオ音声で記録。「PowerShot SX40 HS」同様、動画撮影中の光学ズームに対応するとともに、クイックスタートの「動画ボタン」を搭載する。

 モニタは、広視野角タイプの3.0型液晶。電源は単3形乾電池×2。対応メディアは、SD/SDHC/SDXCカード。サイズは幅113.3×高さ73.2×奥行き45.8mmで、重さは約306g。