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シャープ、人工知能で最大約15%節電する「プラズマクラスター冷蔵庫」、ロックアイス製氷機能も

ニュース

2011/09/20 11:44

 シャープは、9月16日、記者発表会を開き、業界で初めてロックアイス調の氷を自動でつくる機能などを備えた「プラズマクラスター冷蔵庫」の新製品7機種を、10月14日から順次発売すると発表した。401L以上の大型冷蔵庫で、2011年10月~12年9月の1年間で前年比1.2倍の売り上げを目指す。

プラズマクラスター冷蔵庫 SJ-GF60W

 健康・環境システム事業本部の新晶副本部長兼冷蔵システム事業部長は、「健康志向から家庭で野菜を多く摂るようになり、ムダなく使い切りたいというニーズが高まっている。また、氷を入れて飲むお酒が人気で、家庭でのロックアイスをつくりたいというニーズがある」と、新製品の狙いを説明。密閉性を高めて野菜に直接冷気を当てないことで、従来機種に比べ約2倍長もちする独自の「ステンレス・ロック野菜室」や、ロックアイス調の氷を自動でつくる「おうちでロック製氷」機能など、機能の充実を図った。

 また、電源オフによる節電ができない冷蔵庫の特性を踏まえながら、高まる節電ニーズに対応。独自の省エネ技術「e-COOL(イークール)システム」に、新たに高性能コンプレッサや高効率放熱構造を採用したほか、人工知能で使用状況を分析・管理する「節電モード」を備えるなどして、省エネ性能を強化した。「節電モード」では、通常運転に比べて最大約15%の節電が可能。

大ぶりなロックアイス調の氷を自動製氷

 そのほか、同社として初めて、ドアにガラス材を採用したモデル「SJ-GF60W」をラインアップした。向かって右側のドアには、ガラス材の裏面に鉄板を挟み込むことで、マグネットでメモなどを貼っておくことができる。

健康・環境システム事業本部の新晶副本部長兼冷蔵システム事業部長

 ラインアップと実勢価格は、ガラス材ドアの601Lの「SJ-GF60W」が35万円前後、鋼板ドアの601Lの「SJ-XF60W」が30万円前後、560Lの「SJ-XF56W」が28万円前後、515Lの「SJ-XF52W」が25万円前後、465Lの「SJ-XF47W」が24万円前後、440Lの「SJ-XF44W」が23万円前後の見込み。これらはすべてフレンチドア(観音開き)。左右どちらからでも開ける「どっちもドア」で440Lの「SJ-XW44W」は22万円前後の見込み。

 サイズは、「SJ-GF60W」と「SJ-XF60W」が幅750×奥行き728×高さ1820mm、「SJ-XF56W」が750×728×1745mm、「SJ-XF52W」が685×705×1820mm、「SJ-XF47W」が650×705×1820mm、「SJ-XF44W」と「SJ-XW44W」が650×705×1745mm。