7月28日の発売以来、品薄状態が続く通信速度下り最大42Mbpsの超人気モバイルWi-Fiルータ「Pocket WiFi(GP02)」と、8月30日発売の最新タブレット端末「GALAPAGOS(A01SH)」。最強タッグともいえるこの組み合わせで、名前そのままの“ガラパゴス”な進化を体験することができる。

「GALAPAGOS(A01SH)」と「Pocket WiFi(GP02)」

持ち歩くのにちょうどいい大きさ



 話題のタブレット端末が気になっている人は多いのではないだろうか。極薄の液晶画面を指先で操作して、PCと同じようなことができるのは、なんとも便利そうだし、とにかくカッコよく映る。ただ、そう思って家電量販店などの店頭でタブレット端末を手に取ってみると、意外に大きく、重く感じることがあるかもしれない。

 そう、9インチや10インチのタブレット端末は、家や会社の外で気軽に持ち歩くには、とくに日本人の手の大きさだと、ちょっとサイズオーバーなのだ。だから、オススメは7インチクラス。そして、このクラスの本命といえば、イー・モバイルの「GALAPAGOS(A01SH)」だろう。これにイー・モバイルの「Pocket WiFi(GP02)」を組み合わせれば、家の中でも外出先でも、俊速インターネットがたっぷり楽しめる。

「GALAPAGOS(A01SH)」のホーム画面

片手で支えて操作するから“重さ”は重要なポイント



 GALAPAGOS(A01SH)は、国内初のAndroid 3.2を搭載したシャープ製のタブレット端末。イー・アクセスが、イー・モバイルブランドで8月30日に発売した。解像度1024×600の7インチ液晶ディスプレイを採用し、CPUにデュアルコアのNVIDIA Tegra 2 モバイルプロセッサを搭載する。幅約195.0×高さ約122.0×奥行き約11.9~12.6mm、重さは内蔵バッテリ込みで約389gと軽い。

 ちなみに、タブレット端末で先行するアップルの「iPad 2」は幅185.7×高さ241.2×奥行き8.8mmで、重さは約601g(Wi-Fiモデル)だから、「GALAPAGOS(A01SH)」のほうが200g以上も軽い。片手で持って操作することが多いタブレット端末だと、たった200gの差が腕に重く響いてくるのだ。

 約2.5時間の充電時間で、静止画表示なら約7.5時間使える。サスペンド状態で、約10日間バッテリがもつのもうれしい。実際、朝から使い始めて、頻繁にインターネットに接続して、ダウンロードや静止画・動画再生を繰り返して、夕方にようやくバッテリ残量の警告表示が出た。ほぼ公称値どおりのバッテリ駆動時間だ。

サムネイル写真をタップすると、全画面表示に切り替わる。まったく遅滞はない

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下り最大42Mbps高速データ通信が人気のモバイルWi-Fiルータ



 「GALAPAGOS(A01SH)」は、通信回線契約を必須としないため、既存のWiFiルータの利用者やテザリング機能を搭載したスマートフォンなどでも簡単に接続することができるため、新たな出費を抑えることができる。ただ、Wi-Fi環境を持ち歩ける環境がない場合は、インターネットを利用するために無線アクセスポイントが必要になってくる。

 そこで活躍してくれるのが、「Pocket WiFi」シリーズの最速モデル「Pocket WiFi(GP02)」だ。下り最大42Mbpsの高速データ通信サービスに対応し、これ一つでWi-Fi対応機器を5台までインターネットに同時接続することができる。USBケーブルをPCにつないで充電できるため、約4時間の充電で約4.5時間の連続通信が可能で、連続待受時間は約140時間というスグレモノだ。

Pocket WiFi(GP02)

 ポケットにもすんなり収まる小型軽重が魅力で、重さはわずか約110g。つまり、「GALAPAGOS(A01SH)」と「Pocket WiFi(GP02)」の二つを持ち歩いても、iPad 2より軽いのである。

 この「Pocket WiFi(GP02)」、7月28日に発売して翌々日には「品薄・品切れ状況についてのお詫び」が出されるほどの人気商品。BCNランキングの「データ端末・データカード」部門で、発売日を含む7月第4週(7月25日~31日)の週間ランキングでは、シェア20.4%で1位を獲得した。

信じられないくらい簡単なインターネット接続設定



 「Pocket WiFi(GP02)」は、側面の電源ボタンを長押しすることで電源のオン/オフを行う。操作はそれだけ。面倒な無線設定などは一切必要なく、イー・モバイルのサービスエリア内であれば、自動的にインターネットに接続して待機状態になる。

 一方、「GALAPAGOS(A01SH)」のほうは、最初に起動すると無線アクセスポイントを設定するダイアログを表示、そこで「Pocket WiFi(GP02)」のSSIDを選択して、パスワードを入力すれば、「Pocket WiFi(GP02)」経由でインターネットに接続できるようになる。SSIDを自動的に認識して表示してくれるので、そのなかから選択するだけと、こちらも超簡単。パスワードは、「Pocket WiFi(GP02)」のパッケージに入ってくるWEPパスワードを入力すればいい。設定は一度だけで、次回の起動からは、「Pocket WiFi(GP02)」の電源がオンで待機状態になっていれば、何もしなくてもすぐにインターネットに接続できる。

電源をオンにすると鍵マークを表示。
円マークをドラッグして鍵に重ねれば、画面のロックが解除される

 こんなに簡単にインターネットにつながるの、とあっけにとられるほどなのだが、それでいて、万全のセキュリティが施されているので、パスワードを知らない人がその「Pocket WiFi(GP02)」を利用することはできないから安心だ。
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走行中の車内でもHDビデオクリップが楽しめる



 気になる通信速度だが、下り最大42Mbpsは、さすがに速い。実測値を測定することができなかったので、あくまで体感ベースだが、ブラウザの表示やメールの送受信は一瞬だ。大げさではなく、フレッツ光で構築している自宅の無線LAN環境より速く感じられるほどだった。 

 実は、走行中の車内(もちろん運転中ではない)で、「GALAPAGOS(A01SH)」のYouTubeアプリでビデオクリップを視聴してみたのだが、HD画質のムービーがまったくストレスなく再生できたのには驚いた。映像は鮮やかで美しく、動きもとてもスムーズ。高速インターネット接続に加えて、最新のAndroid 3.2とデュアルコアCPUの組み合わせが、高い処理性能を発揮している。しかも、「GALAPAGOS(A01SH)」はステレオスピーカーを搭載しているので、音もなかなかだ。

 さらに、NVIDIA Tegra 2搭載デバイス向けに最適化したゲームを簡単に探すことができるアプリ「NVIDIA TEGRA ZONE」で、Androidマーケットからさまざまなゲームをダウンロードしたり、同じくAndroidマーケットからお好みのアプリをダウンロードしたりして、自分好みの使いやすい「GALAPAGOS(A01SH)」に仕立てていくことができる。

好きなアプリを追加して自分仕様に仕立てていくのも楽しい。ホーム画面でのアプリの表示順などは自在に変えることができる

 いつも持ち歩いて使うなら、とくに天気や交通案内のアプリなどは必須。「GALAPAGOS(A01SH)」はGPSや方位センサも備えているので、地図アプリやナビゲーションアプリが便利に使える。実際、地図を表示して道順をたどりながら目的地まで向かうのに大いに役立った。

初めて行く場所でも地図を見ながら歩けるので安心。GPS や方位センサを内蔵する「GALAPAGOS(A01SH)」なら、ナビゲーションの使い勝手がいい

 画面が小さいと地図が見にくいし、かといって大きな画面ではもてあましてしまう。その意味でも、7インチの画面サイズは手に持って歩くのに理想的な大きさだ。道をたどる間、もちろん「Pocket WiFi(GP02)」はポケットのなかでインターネット接続中になっていた。

Googleアカウントでメールや予定をPCと自動で同期



 また、Googleアカウントを登録することで、ブラウザベースのメール「Gmail」やスケジュール、アドレス、オンライン写真アルバム「Picasa」などをPCやスマートフォンとも同期することができる。いちいちケーブルをつなぐ必要はなく、無線インターネット経由で即座に、自動的に同期が行われるから便利だ。

同じGoogleアカウントでウェブ写真アルバムの「Picasa」を利用していれば、自動的に同期して「GALAPAGOS(A01SH)」の写真ギャラリーにPicasaの写真を表示

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書店を持ち歩いているような「TSUTAYA GALAPAGOS」



 「GALAPAGOS(A01SH)」には、エンタテインメントコンテンツストア「TSUTAYA GALAPAGOS」をプリインストールしている。新聞・雑誌・書籍・コミック、それに動画まで揃っていて、書籍・辞書は2万8000冊以上、コミックなら約7500冊のなかから、読みたい作品を手軽に購入することができる。とくにコミックはほぼ実寸大で読めるので、紙の本を手にして読んでいる感じに近い印象だ。慣れ親しんだ感覚で読めるのはラクだし、「GALAPAGOS(A01SH)」1台にシリーズ全巻を難なく収めて持ち歩くことができるのだから、本棚を占領されることもなく助かる。しかも、TSUTAYAなら話題の最新刊も揃っているのがうれしい。

「TSUTAYA GALAPAGOS」で購入した書籍やコミックは、本棚のように並べて保存

 「GALAPAGOS(A01SH)」の背面には、約500万画素、前面に約200万画素のオートフォーカスカメラがあるが、そのカメラで撮影した画像をPicasaにアップロードするのも簡単だ。撮った写真の保存・閲覧・共有が手間いらずなのは、非常に便利だった。

カメラを起動すると、自動的に画面は横位置になる。本体を縦に持って、縦長画面に横位置のカメラ画像を見ながら写真を撮るよりも、このほうが自然な感じだ

文字入力では10キーとアルファベットキーを選択できる



 文字入力には、携帯電話と同じ10キーか、またはPCと同じアルファベットキーのどちらかを設定して使うことができる。7インチというサイズは、縦位置で持ったときに10キーで文字入力できる限界の大きさだろう。これ以上大きくなると、10キーも巨大になってしまい、かえって入力しづらくなる。

 一方、横位置で使用するときは、慣れの問題もあるが、アルファベットキーのほうが使いやすい。できれば、縦・横で持ち替えたときに自動的にキースタイルが変わる機能があるとありがたかった。今後のアップデートに期待したい。

 仕事で使う場合には、内蔵アプリの「Documents To Go」が活躍する。マイクロソフトOfficeの書類を確認・編集できるアプリだ。「GALAPAGOS(A01SH)」はHDMI端子(microHDMI出力)を備えているので、HDMI経由でプレゼンテーションをプロジェクターで投影したり、大画面モニタに映し出したりといったことができる。もちろん、写真や動画、ゲームなどを家庭の大画面テレビに映して楽しむ、といった使い方もできる。

5台までネットに同時接続。キャンペーン利用がおトクかも。



 カバンに入れて持ち歩いても苦にならず、外出先でも高速通信でインターネットに接続。プライベートも仕事も便利に楽しく、さくさくこなせる──そんな「GALAPAGOS(A01SH)」と「Pocket WiFi(GP02)」の組み合わせは、タブレット端末の“進化”を体感できる最強のタッグだ。しかも、「Pocket WiFi(GP02)」には同時に5台までインターネット対応機器を接続できるので、家族などで共有して、「GALAPAGOS(A01SH)」に加えて携帯ゲーム機やスマートフォンをWi-Fiでインターネットに接続して使える点も見逃せない。接続する機器が1台でも5台でも、月額の利用料金に変わりはない。

 イー・アクセスは、「高速モバイルキャンペーン(にねんM)」を実施している。下り最大42Mbpsに対応した「EMOBILE G4 データプラン」(契約種別は「にねんM」)の月額料金が、通常5980円のところ3880円で利用することができるキャンペーンだ。最大で25か月間、この割引料金が適用されるので、Pocket WiFi(GP02)の利用を検討しているなら、このキャンペーン期間中に申し込むほうが断然おトクだ。(フリーライター・榎木夏彦)