LG、FPR方式の3Dテレビ「CINEMA 3D」のハイグレードモデル「LW6500」シリーズ

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2011/09/14 11:11

 LGエレクトロニクス・ジャパンは、FRP方式の3Dテレビ「CINEMA 3D」シリーズのハイグレードモデル「LW6500」シリーズ3機種を、10月上旬に発売する。価格はいずれもオープンで、実勢価格は画面サイズ55V型の「55LW6500」が30万円前後、47V型の「47LW6500」が24万円前後、42V型の「42LW6500」が18万円前後の見込み。

LW6500シリーズ

 動きの速い映像をクリアに再現する倍速表示テクノロジー「TruMotion240」を搭載。デジタル映像処理技術で新たにつくり出したコマとLEDバックライトスキャンによって、1秒間に240枚の映像を表示する。デザインは、パネルエッジをクリアブルーがかった透明色に仕上げた。

 「CINEMA 3D」シリーズが採用しているFRP方式は、左右の目で同時に映像を見るため、左右の目で交互に見るアクティブシャッター方式と比較して、チラつき(フリッカー)が少ない自然な映像で、長時間視聴しても疲れにくい。3D映像の明るさを向上する「ライトブースト」技術と、LEDバックライトを細かく部分制御することで、従来の3Dテレビの約2倍となる高輝度を実現。独自の3D変換アルゴリズムによって、リアルタイムに2D映像を3D映像に変換する。

 広視野角の新IPSパネルで、広い視聴範囲を実現。どの位置からでも、普通のテレビを見るように複数人で立体映像を鑑賞できる。電子回路やバッテリがなく、充電不要の3Dメガネは、従来のラインアップに女性向けと子供向けを加えた「ファミリーパック」を追加。「ファミリーパック」は、重さ約16.5gのフレームレスタイプ×1、重さ約7.5gのクリップオンタイプ×2、重さ約8gのクリアフレーム×1、重さ約9.5gのキッズタイプ×2の計6本のセット。

 映像入力端子は、HDMI×4(前面1、背面3)、D5×1、ビデオ入力×2(側面1、背面1)、D-sub15ピン×1を搭載。また、USB×2、LAN端子(100BASE-TX/10BASE-T)×1を、どちらも背面に搭載している。

 「55LW6500」は、サイズが幅129.7×高さ85.1×奥行き34.1cm、重さは27.0kg。「47LW6500」は、サイズが幅111.9×高さ74.9×奥行き25.5cm、重さは21.0kg。「42LW6500」は、サイズが幅100.9×高さ68.6×奥行き25.5cm、重さは16.2kg。

 LGエレクトロニクス・ジャパンは、9月15日から幕張メッセで開催する「東京ゲームショウ2011」に「LW6500」シリーズを出展する。