NEC、Windows 7搭載、二通りに使えるスレートPC「LaVie Touch」

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2011/09/12 18:49

 NECパーソナルコンピュータは、個人向けパソコン「LaVie」の新カテゴリ「LaVie Touch」を立ち上げ、タッチとマウス・キーボードの2通りのスタイルで使えるスレートPC「LaVie Touch LT550/FS」を10月6日に発売する。価格はオープンで、実勢価格は10万円前後の見込み。

LaVie Touch LT550/FS

 「LT550/FS」は、OSにWindows 7 Home Premium Service Pack 1 32ビット 正規版を搭載したスレートPC。指紋跡の目立たないノングレア(ツヤ消し)タイプの10.1型ワイドIPS液晶を搭載し、Wi-Fi通信に対応した重さ約729gの本体と、DVDスーパーマルチドライブ、充電機能、USBコネクタを備えた専用マルチステーションに分かれたいわゆるセパレートタイプで、ワイヤレスキーボード、ワイヤレスマウスが付属する。本体のタッチパネルだけで操作する「タッチスタイル」、専用マルチステーションに本体をセットして、ワイヤレスキーボード、ワイヤレスマウスで操作する「ノートPCスタイル」の2通りの使い方ができる。 

マルチステーションから取り外せばWi-Fi対応タブレットに

 コピー&ペーストやよく使うアプリケーションの起動など、Windows 7の標準的な操作をタッチで行うインタフェース「ExTOUCH」を搭載。フリック入力のソフトウェアキーボードを備える。プリインストールする統合オフィスソフト「Microsoft Office Home & Business 2010」もタッチ操作に最適化した。

 CPUはインテル Atom Z670(1.50GHz)で、2GBのメインメモリ、約64GBのSSDを搭載する。通信機能は、IEEE802.11b/g/n準拠の無線LAN、Bluetooth Ver.2.1+EDRに対応。このほか、本体に有効131万画素のウェブカメラ、ステレオマイク、SDメモリカードスロット、HDMIコネクタ、USBコネクタなどを備える。標準バッテリパック装着時のバッテリ駆動時間は約10.6時間。本体サイズは単体で幅263.0×奥行き183.0×高さ15.8mm、マルチステーション設置時は幅263.0×奥行き200.0×高さ192.0mm。