東芝、ノートPC「dynabook シリーズ」新製品、全モデルに大容量バッテリ搭載

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2011/09/06 15:32

 東芝は、大容量バッテリを搭載して長時間駆動を実現したノートPC「dynabook シリーズ」を9月9日から順次発売する。

 新商品は、全モデルで約3.4時間以上駆動する大容量バッテリを搭載。また、事前に設定することで、電力需要のピーク時間帯に入るとAC電源駆動からバッテリ駆動に自動で切り替わる「東芝ピークシフトコントロール」を搭載した。さらに、自社開発のBIOS技術とプログラムの最適化による「東芝高速スタート」機能を備え、起動時間を短縮している。

「T751/T8D」と「T551/T6D」には画像処理ソフトなどが付属



 15.6型のハイスタンダードAVノートPC「dynabook Qosmio T751/T8D」は、地上/BS/CSデジタルチューナーを2基搭載し、ダブル録画が楽しめる。CPUはインテルCore i7-2670QM(2.20GHz)、メモリは8GB、HDDは750GBで、ブルーレイディスク(BD)ドライブを搭載。そのほか、画像処理ソフト「Adobe Photoshop Elements 9」とビデオ編集ソフト「Adobe Premiere Elements 9」が付属する。バッテリ駆動時間は4.5時間。カラーはリュクスホワイトとシャイニーレッド。実勢価格は20万円前後の見込みで、9月16日に発売する。

dynabook Qosmio T751/T8D

 15.6型のスタンダードAVノートPC「dynabook Qosmio T551」シリーズは、地上/BS/CSデジタルチューナー1基を搭載。「T551/T6D」は、最上位モデル「T751/T8D」と同じく、CPUがインテルCore i7 2670QM(2.20GHz)、メモリが8GB、HDDが750GBでBDドライブを備え、「Adobe Photoshop Elements 9」「Adobe Premiere Elements 9」が付属する。バッテリ駆動時間は3.5時間。実勢価格は、18万円台半ばの見込み。Qosmioのエントリーモデル「T551/T4D」は、CPUがCeleron B800(1.50GHz)、メモリが4GB、HDDが750GBで、BDドライブを備える。実勢価格は14万円台半ばの見込み。「T551」シリーズのカラーは、べルベッティホワイトとべルベッティブラックで、9月9日に発売する。

 「dynabook Qosmio」のOSは、「T751」「T551」ともにWindows 7 Home Premium 64ビット版。

dynabook Qosmio T551

 15.6型のスタンダードノートPC「dynabook T451」シリーズは、CPUにインテルCore i5-2430M(2.40GHz)を搭載した「T451/46D」、Core i3-2330M(2.20GHz)を搭載した「T451/35D」、Celeron B800(1.50GHz)を搭載した「T451/34D」をラインアップ。HDDは「T451/46D」が750GB、「T451/35D」と「T451/34D」が640GB。全モデルが4GBのメモリを備える。バッテリ駆動時間は、「T451/46D」と「T451/35D」が約4.6時間、「T451/34D」が約4時間。「T451」シリーズのOSはすべてWindows 7 Home Premium 64ビット版または32ビット版が選べるセレクタブルOSだ。

dynabook T451

 カラーは、リュクスホワイト、モデナレッド、プレシャスブラック。実勢価格は、「T451/46D」が14万円前後、「T451/35D」が12万円台半ば、「T451/34D」が12万円前後の見込みで、9月9日に発売する。

スリムコンパクトノート「dynabook R731」に新色シャンパンゴールド追加



 13.3型のスリムコンパクトノートPC「dynabook R731」シリーズは、「東芝高速スタート」機能によって、約10秒の高速起動を実現した。CPUは、インテルCore i7-2640QM vPro(2.80GHz)。バッテリ駆動時間は約13時間、重さは、約1.41kg。実勢価格は20万円前後の見込み。

dynabook R731

 CPUがCore i5-2520QM(2.50GHz)で750GBのHDDを搭載した「R731/37D」は17万円前後、CPUがCore i3-2330M(2.20GHz)で640GBのHDDを搭載した「R731/36D」は15万円前後、Core i3-2330M(2.20GHz)で320GBのHDDを搭載した「R731/16D」が12万円前後の見込み。バッテリ駆動時間と本体の重さは、「R731/37D」と「R731/36D」が約11時間で約1.49kg。エントリーモデルの「R731/16D」は約11時間で約1.38kg。

 OSは「R731/38D」がWindows 7 Professional 32版または32ビット版が選べるセレクタブルOSで、そのほかはすべてWindows 7 Home Premium 64ビット版を搭載する。カラーは、「R731/38D」「R731/37D」「R731/36D」がグラファイトブラックと新色シャンパンゴールド。「R731/16D」はグラファイトブラック。「dynabook R731」シリーズは9月16日から順次発売する。

dynabook N300

 10.1型のネットブック「dynabook N300」は、バッテリ駆動で約7時間使用できる。CPUはAtom N5700、メモリは1GB、HDDは250GBを搭載する。OSはWindows 7 Starter、オフィスソフト「Microsoft Office Personal 2010」を備える。カラーは、カカオブラウン、ライムグリーン、パッションオレンジで、実勢価格は5万円前後の見込み。