富士通は、7月21日、英国大使館で記者発表会を開き、英国のトラベルケースブランド「グローブ・トロッター」とコラボレーションしたスマートフォン「F-12C」を披露した。

F-12C

 「F-12C」は、グローブ・トロッターとコラボレーションしたデザインや、薄さ9.8mm・重さ107gの薄型軽量サイズ、「IPX5/8」相当の防水機能を備えていることなどが特徴のAndroid搭載スマートフォンで、「防水コンパクトスマートフォン」としてNTTドコモが今夏発売する。

 スマートフォンユーザーの裾野が広がるなかで、初心者をはじめとする幅広いユーザーをターゲットとする。発表会で、富士通の佐相秀幸執行役員副社長は、「携帯電話は、フィーチャーフォンからスマートフォンへのシフトが急速に進んでいる。発売中の『REGZA Phone』(富士通東芝モバイルコミュニケーションズ製)も好調だ」としながら、今回の新製品「F-12C」への自信を示した。

左から、富士通の高田克美モバイルフォン事業本部本部長、佐相秀幸執行役員副社長、グローブ・トロッターの田窪寿保日本支社長、ギャリー・ボット 英国本社クリエイティブ・ディレクター

 「F-12C」がコラボレーションした「グローブ・トロッター」は、1897年に英国で誕生した伝統あるトラベルケースブランド。特殊紙を何層にも重ねてコーティングした「ヴァルカン・ファイバー」を使用したカバンは、丈夫で軽く、英国王室や著名人が愛用していることで知られる。

「ヴァルカン・ファイバー」を使用した「グローブ・トロッター」のカバン

 今回、夏に発売する通常モデルのブラックは、「グローブ・トロッター」のカバンの風合いや肌触りを忠実に表現。ローズゴールドは、ヘリンボーン柄のファブリックテクスチャーを表現している。

「F-12C」特別モデル「Classic Orange」

 今秋にドコモオンラインショップで限定5000台を販売する特別モデル「クラシックオレンジ」では、「ヴァルカン・ファイバー」を使用。「ヴァルカン・ファイバー」は防水素材ではないので、水に濡れる環境では付属するプラスチック製のカバーをつけて使用する。

駐日英国大使館のデーヴィッド・フィトン代理大使

 記者会見で、駐日英国大使館のデーヴィッド・フィトン代理大使は、「歴史ある英国ブランド『グローブ・トロッター』と、先端技術をもつ富士通とのコラボレーションの発表を楽しみにしていた」と挨拶。「来年は、ロンドンオリンピックの年。『F-12C』とグローブ・トロッターのスーツケースを持ってロンドンに来てほしい」とコメントし、会場を和ませた。