ソニーは、6月22日、電子書籍リーダー「Reader Pocket Edition」「Reader Touch Edition」向けに、国内の多くの電子書籍が採用しているドットブック(.book)フォーマットに対応するアップデートプログラムの無料提供を開始した。


「Reader」のロゴと「Reade Store」のロゴ

 .bookフォーマットは、ルビ、縦書きレイアウトなど、日本語特有の表示に対応する電子書籍フォーマット。XMDFやPDF、Textなどのフォーマットに加え、.bookフォーマットを新たにサポートすることで、「Reader」上で読めるコンテンツの幅が広がる。

 「Reader」は、紙のように読みやすいモノクロ表示の電子ペーパーを採用した電子書籍専用端末。昨年12月10日に、5型ディスプレイを搭載した文庫本サイズの「Reader Pocket Edition(PRS-350)」と、6型ディスプレイとメモリカードスロットを搭載し、音楽再生に対応する「Reader Touch Edition(PRS-650)」を発売した。詳しいアップデート方法は、「Reader」のサポートページに掲載している。

上から、Reader Pocket Edition、Reader Touch Edition

 6月23日からは、ソニーマーケティングが運営する「Reader」向けオンラインブックストア「Reade Store」で、講談社から提供を受け、.bookフォーマットの書籍約300タイトル(約300冊)、コミック約1360タイトル(約5700冊)の計約6000冊のコンテンツを販売する。さらに今後も、人気の書籍・コミックを追加していく予定。なお、国内の「Reade Store」でコミックを販売するのは初めて。


電子書籍ストア「Reade Store」で、講談社発行の人気コミックを配信する
(左から『沈黙の艦隊』『のだめカンタービレ』『社長 島耕作』

 8月末までに販売予定の主な書籍は、伊坂幸太郎『チルドレン』、松本清張『殺人行おくのほそ道(上)(下)』など。コミックは、かわぐちかいじ『沈黙の艦隊』、二ノ宮知子『のだめカンタービレ』、岩明均『寄生獣』、小山宙哉『宇宙兄弟』、天樹征丸・金成陽三郎・さとうふみや『金田一少年の事件簿』、諫山創『進撃の巨人』、柴門ふみ『華和家の四姉妹』、末次由紀『ちはやふる』、弘兼憲史『社長 島耕作』、真島ヒロ『FAIRY TAIL』、山田芳裕『へうげもの』など。