アスース・ジャパンとNVIDIAは、6月10日、記者発表会「Eee Padフォーラム」を開催し、NVIDIAのモバイル端末向けデュアルコアプロセッサ「Tegra 2」を搭載した10.1型ワイド液晶のタブレット端末「Eee Pad Transformer TF101」を披露した。6月25日に5万9800円で発売する。

Eee Pad Transformer TF101

 アスース・ジャパンのシンシア・テン マーケティング部マーケティングマネージャーは、発表会で「いろいろなタブレットが登場しているなかで、『こんなことがしたい』というお客様の声をもとに開発した」と、「TF101」製品化の背景を説明。キーボードを着脱式にしたことで、タブレット部分だけで使用したり、キーボードを装着してノートPCとして利用できる。タブレットとモバイルキーボードの組み合わせで16時間の長時間駆動もウリだ。

アスース・ジャパンのシンシア・テン マーケティング部マーケティングマネージャー

 NVIDIAのモバイル端末向けデュアルコアプロセッサ「Tegra 2」の搭載によって、FlashコンテンツやHD動画が快適に楽しめる。NVIDIA Japanの平柳太一コンテンツ&テクノロジ事業部コンテンツマネージャは、「タブレット端末には、PC並みのパフォーマンスが求められている。それを実現するのがTegra 2だ」と、自信を示した。

NVIDIA Japanの平柳太一コンテンツ&テクノロジ事業部コンテンツマネージャ

 「TF101」は、従来の販売チャネル500~600店の4倍程度にあたる2000店で販売する計画。テン マネージャーは、「日本には十分なポテンシャルがあると感じている。8月までに5万台の販売を目指す」と意気込みを語った。

タブレットからキーボードを分離して使える

キーボードを装着すればノートPCとして利用できる

 アスース・ジャパンは、昨年1月に法人営業課を立ち上げ、それまでの一般個人を対象としたビジネスに加え、法人向け販売にも本格的に乗り出した。鈴木真二法人営業課課長は、「液晶一体型デスクトップPC『EeeTop PC』などのタッチ対応の製品は、法人向けに1万台を販売した」と、これまでの実績を強調。今後は「TF101」を文教市場などにアピールするなどして、法人販売の拡大を目指す。