NECカシオ、2012年度は携帯電話の出荷台数1200万台、スマートフォン比率は8割に

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2011/05/18 21:02

 NECカシオモバイルコミュニケーションズは、スマートフォンやフィーチャーフォンなど、携帯電話の事業戦略を発表した。発表会見で田村義晴社長は、「2012年度(2013年3月期)は、1200万台の出荷を目指す」と宣言した。

夏モデルとして、「MEDIAS WP N-06C」(NTTドコモ)、「G'z One IS11CA」(au)などをラインアップする

 1200万台の内訳は、国内で700万台、海外で500万台の見通し。スマートフォンとフィーチャーフォンの比率については、「厳密には定めていないが、(2012年度には)スマートフォンのラインアップを8割程度にまで引き上げる」としている。

 海外については、「海外メーカーが日本に参入しているということは、逆にいえば、当社がさらに海外でビジネスを手がけやすい環境」との考えから、拡大に力を入れる。現段階では、北米で耐衝撃・防水・防塵がコンセプトのスマートフォン「G'z One COMMANDO」を米ベライゾンワイヤレス経由で販売。今後は、「今年度中に、北米で1キャリアを追加する話を進めている。2012年度までには、欧州でもキャリアとの契約を交わせるように交渉する」という。

田村義晴社長

 2010年度は、出荷台数を750万台と見込んでいたものの、他社が昨年末から今年初めにかけてスマートフォンを続々投入したことで、今年3月発売の世界最薄7.7mmのスマートフォン「MEDIAS N-04C」の年度内の台数が伸びず、出荷台数を下方修正。440万台という結果だった。

 しかし、「発売以降、MEDIAS N-04Cは好調に推移している」(田村社長)と、今年度は幸先のよいスタートを切っている。さらに、夏モデルとしてMEDIAS N-04Cの後継機「MEDIAS WP N-06C」とG'z One COMMANDOの国内向け「G'z One IS11CA」を発売が控えており、今年度は昨年度の1.7倍近くの出荷台数740万台を目指す。


スマートフォン夏モデルの「MEDIAS WP」(上)と「G'z One IS11CA」(下)

 また、「スリムボディ(MEDIAS)とタフボディ(G'z One)に加え、もう一つ新機軸の商品の発売を検討している」としており、製品力の強化で国内外での販売を増やしていく。