ピーシーデポコーポレーション(PCデポ、野島隆久社長)は、2010年度(11年3月期)連結業績を発表した。売上高は前年比4.9%増の469億1200万円、営業利益は11.6%増の13億6800万円、経常利益は15.6%増の15億900万円で、いずれも過去最高を記録した。最終利益は9.0%増の7億3700万円だった。

 売上高の内訳は、物販が355億7200万円で1.6%増と小幅な伸び率だった一方で、サポートが27.1%増の87億2600万円に拡大。技術サービスやサポートビジネスが全体の売り上げに大きく貢献した。

野島隆久社長

 10年度から取り扱いを開始したテレビの販売状況について、野島社長は「11月は(エコポイント半減前の)駆け込み需要で追い風を受けたが、制度が終了した今年3月は駆け込みがなかった」と振り返った。一方で、PC用の外付けチューナーが好調。「PC用の外付けチューナーをノートPCに接続すれば停電中でもテレビが見られることや、ときどきしか見ない小部屋の地デジ対策として売れている」と、店頭の動きを説明した。

 店舗数は、3月末時点で「PC DEPOT」が65店舗(フランチャイズ含む)、技術サービス・サポートサービスカウンター「パソコンクリニック」は直営で30店、フランチャイズで6店の計36店となった。

 11年度の通期予想は、売上高が6.6%増の500億円、営業利益が22.0%増の16億7000万円、経常利益が15.9%増の175億円、最終利益が7.1%増の7億9000万円の見込み。PC DEPOTは直営4店、子会社1店、パソコンクリニックは直営で20店以上出店する計画だ。PCのほか、スマートフォンやタブレット端末、テレビ、ゲーム機など、インターネットデバイスの広がりによるユーザーの裾野拡大を追い風に増収増益を見込む。