マカフィーは、巧妙化するなりすまし犯罪の手口を自社ブログで解説している。

 なりすまし犯罪には、個人情報を悪用して公共料金、携帯電話、クレジットカードの引き落とし口座などを開設し、製品やサービスを手に入れる「口座開設詐欺」や、他人の銀行口座から金を引き出す「口座乗っ取り詐欺」がある。

 なりすましによる犯行は、被害者を装うことで罪を免れようとするもので、多くの場合、犯人は、被害者の情報に自分の写真を添えた偽の身分証明書を所持している。被害者になりすまして日常生活を送る「完全ななりすまし」によって、養育費などの支払いを免れているケースもある。

 被害者の保険証などを使用して、医療サービスや医薬品の虚偽の申請を行ったり、手に入れたりする「医療なりすまし犯罪」では、医療スタッフの不適切な判断を招き、生命を脅かすケースもある。そのほか、企業のクライアントに製品やサービスの代金を請求する「企業なりすまし犯罪」は、従業員や元従業員などの内部関係者による犯行が多い。