ソフトバンクモバイル、2011年下期以降発売の全機種に「緊急地震速報」搭載

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2011/04/18 19:12

 ソフトバンクモバイルは、4月18日、今後発売するソフトバンク3G携帯電話とSoftBankスマートフォンについて、2011年度上期発売の機種は一部機種を除いて、また2011年度下期以降に発売する機種のすべてに緊急地震速報機能を搭載する予定と発表した。

 また、販売中のモバイルタブレット「DELL Streak 001DL」、スマートフォン「GALAPAGOS 003SH」「GALAPAGOS 005SH」「HTC Desire X06HT」「HTC Desire X06HTII」「HTC Desire HD 001HT」「Libero 003Z」向けに、「緊急地震速報」機能を追加するソフトウェアアップデートを順次実施する。

 現在、ソフトバンクモバイルの携帯電話のなかで最も販売台数の多い「iPhone」は、緊急地震速報機能を搭載していない。代わりに、緊急地震速報通知アプリ「ゆれくるコール” for iPhone」を利用するユーザーが増えているが、キャリアが提供する緊急地震速報とは仕組みが異なり、ユーザーが増えるとサーバーが重くなる。「ゆれくるコール」を開発・提供するアールシーソリューションは、無料サービスとして継続するために、支援企業を広く募集していた。

「ゆれくるコール” for iPhone」のアイコン(左)とスクリーンショット

 ソフトバンクモバイルは、このアプリの通知速度の向上に向け、サーバーの増強などで全面的に支援することを決定。近日中にアールシーソリューションが提供する予定のAndroid向けアプリ「ゆれくるコール” for Android」についても、同様に支援していく。

 携帯電話の緊急地震速報への対応は、キャリアによって異なる。NTTドコモやauの携帯電話はほとんど搭載しているが、ソフトバンクモバイルは、これまで「SoftBank 831N」1機種しか搭載していなかった。auは、従来型の携帯電話に加え、Android搭載スマートフォンの「IS02」「IS04」「IS05」なども対応している。

・ゆれくるコール” for iPhone