日本エイサー、Windows搭載タブレット「ICONIA TAB W500」、4月20日から予約開始

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2011/04/14 19:41

 日本エイサーは、acerブランド初となるWindows 7搭載タブレット端末「ICONIA TAB(アイコニア タブ) W500」を5月下旬に発売する。4月20日に予約受付けを開始する予定。価格はオープンで、実勢価格は6万円前後の見込み。

ICONIA TAB W500

 「ICONIA TAB W500(ICONIATAB-W500)」は、解像度1280×800の10.1ワイド液晶を搭載したタブレット端末(スレートPC)。複数の指を同時に認識するマルチタッチに対応し、タッチパネルで直感的に操作できる。

 ビジネス用途を重視し、OSには、多くのスマートフォンやタブレット端末で採用しているAndroidではなく、Windows 7を採用。Windows 7 Home Premium 32ビット 正規版を搭載し、別売のMicrosoft Officeをインストールすれば、そのままOfficeファイルの閲覧や編集ができる。なお、法人向けにはWindows 7 Professionalをプリインストールしたモデルも用意する。

4月13日に開催された製品発表会で展示された実機

 一つまたはニつ以上のCPUと外付けグラフィックス相当のコアが融合したAMDのプロセッサ「APU C-50」を搭載。2コア処理のAMDデュアルコア・プロセッサとAMD Radeon HD 6250グラフィックスによって、ハイビジョン映像のストリーミング、動画、ゲーム、電子書籍などをスムーズに表示する。

 一つのインターフェースにマルチメディアから本体設定までの全機能を集約した独自の「Acer Ring」を搭載。画面をタッチするだけで、使いたいアプリケーションや便利なファンクションを瞬時に呼び出して利用できる。文字入力は、ソフトウェアキーボードと手書き入力に対応。マルチタスク、複数のウィンドウを同時に開いて使えるマルチウィンドウにも対応する。

 システムメモリは2GB、ストレージ(SSD)容量は32GB。IEEE802.11b/g/n準拠の無線LAN、Bluetooth 3.0+HSに加え、2基のUSB2.0ポート、HDMIポート、メモリカードスロットを備え、一般的なノートPCと遜色ない拡張性をもつ。このほか、フロントとバックの2台のウェブカメラ、第2世代ドルビーアドバンストオーディオ対応のステレオスピーカーなども装備する。サイズは約高さ15.95×幅275×奥行き190mm、重さは約0.97kg。バッテリ駆動時間は6時間。

→4月13日に開催された製品発表会のレポートはこちら
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