東芝ホームテクノ、除湿乾燥機新製品4機種、花粉対策や夜家事派の部屋干しに

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2011/03/08 17:38

 東芝ホームテクノは、除湿乾燥機の新製品として、季節の室温変化に左右されにくいデシカント方式の「RAD-DN70」と、夏の暑い時期でも室温上昇が少ないコンプレッサー方式の「RAD-CN100」など、計4機種を3月16日から順次発売する。価格はオープン。

 新製品は、いずれも2/4/8時間の「切タイマー」に加え、温度と湿度のダブルセンサーによって、洗濯物が乾いたら自動で停止する「もうい~快衣類乾燥」機能を搭載。また、菌やウイルス、花粉、ダニの死がいを捕えてその働きを抑制するエアフィルターを備える。花粉の飛散や黄砂などの季節要因に加え、夜に家事をする「夜家事」派など、拡大する部屋干しニーズに対応する。

デシカント方式の「RAD-DN70」

 デシカント方式の「RAD-DN70」は、季節の室温変化に左右されにくい安定した除湿能力をもち、静音モード時は約29dBの低運転音で使用できる。デシカント方式は、湿った空気を本体内部のデシカント(除湿剤)ローターなどを経て、乾燥した空気にして排出する仕組みで、同社製品では初めて採用した。本体サイズは幅340×奥行190×高さ495mm、重さ約6.8kgで軽量・コンパクト。1日あたりの除湿能力は7.0L。実勢価格は2万5000円前後の見込み。4月1日に発売する。

コンプレッサー方式の「RAD-CN100」「RAD-CN80」「RAD-N63」(右)

 夏の暑い時期でも室温上昇が比較的少ないことなどが特徴のコンプレッサー方式では、「RAD-CN100」「RAD-CN80」「RAD-N63」の3機種を発売する。衣類乾燥にかかる電気代は、「RAD-CN100」の場合、洗濯物約2㎏あたり約8円程度で、デシカント方式よりも少ない。1日あたりの除湿能力(60Hz)は、「RAD-CN100」が10.0L、「RAD-CN80」が8.0L、「RAD-N63」が6.3L。

 サイズは、「RAD-CN100」が幅385×奥行174×高さ535mm、重さ約12.6kg、「RAD-CN80」が幅385×奥行174×高さ535mm、重さ約12.1kg。「RAD-N63」が幅385×奥行174×高さ528mm、約9.3kg。実勢価格は、「RAD-CN100」が4万円前後、「RAD-CN80」が3万5000円前後、「RAD-N63」が2万5000円前後の見込み。3月16日に発売する。