キヤノン、コンデジ「IXY」3モデル、吉高由里子さん「日本の四季を撮りたい」

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2011/02/08 11:53

 キヤノンは、2月7日、コンパクトデジタルカメラ「IXY」の新製品として、F2.0の明るいレンズを採用した「IXY 31S」など、3モデルを2月17日から順次発売すると発表した。価格はオープン。発表会には、広告で起用するコミュニケーションパートナーとして、吉高由里子さんが登場した。

コミュニケーションパートナーの吉高由里子さん

 「IXY 31S」は、丸みを帯びたボディをもつ上位モデル。レンズには、F2.0と明るい24-105mm(35mmフィルムカメラ換算)の光学4.4倍ズームレンズを採用する。モニタはタッチパネル式の3.2型液晶で、撮影・再生がスムーズに操作できる。

 サイズは幅100.6×高さ55.4×奥行き25.0mm、重さは約165g。カラーはゴールド、シルバー、ブラウン、ピンク。実勢価格は3万7000円前後の見込み。3月3日に発売する。

IXY 31S

 「IXY 410F」は、24-120mm(35mmフィルムカメラ換算)の光学5倍ズームレンズを搭載しながら、厚さ約19.5mmを実現したスリムモデル。モニタは2.7型液晶。サイズは幅92.2×高さ55.9×奥行き19.5mm、重さは約122g。カラーはレッド、シルバー、ブラック。実勢価格は3万円前後の見込み。2月17日に発売する。

 「IXY 210F」は、ピンク、オレンジ、ブルー、シルバーの鮮やかな4色から選べるエントリーモデル。28-112mm(35mmフィルムカメラ換算)の光学4倍ズームレンズを備える。モニタは3.0型液晶。サイズは幅93.1×高さ55.9×奥行き19.9mm、重さは121g。実勢価格は2万3000円前後の見込み。2月17日に発売する。

IXY 410F

 3モデルとも、CMOSセンサと画像処理エンジン「DIGIC 4」によって、ノイズを抑えた高精細な写真を撮影することができる「HS SYSTEM」を採用する。また、撮影シーンを自動で判別してピントや露出を最適な設定にする「こだわりオート」を搭載。被写体の種類と背景の明るさを組み合わせた32のシーンから選んでくれる。

 いずれも撮像素子として、裏面照射型の有効約1210万画素の1/2.3型CMOSセンサを搭載する。ISO感度はISO 100-3200。このほか、1920×1080画素のフルハイビジョン動画撮影に対応する。記録媒体は、SD/SDHC/SDXCカードとマルチメディアカード、MMC plus/HD MMC plusカード。

IXY 210F

 発表会では、CMなどに登場するコミュニケーションパートナーの吉高由里子さんが登場。吉高さんは「IXY 31S」について「上品でかわいいカメラ」とお気に入りの様子。司会者から「コンパクトデジタルカメラで撮影したいものは?」と質問を受けると、「日本の四季」と答え、「カジュアルに、積極的にIXYを活用していきたい」と笑顔をみせた。