Facebook「日本で普及する」は65.8%、マクロミルがユーザー調査

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2011/02/01 11:31

 マクロミルは、ソーシャル・ネットワーキングサービス(SNS)「Facebook」ユーザーの利用実態調査結果を発表した。

 Facebookユーザーに使い方をたずねたところ、「友達の近況をチェックする」が50.0%で最も多く、続いて「昔の友達を探す」39.4%、「自分の近況を報告する」32.4%、「海外の友達を探す」30.0%の順となった。


 よいところをたずねると、「全世界でユーザーが多い」という回答が63.6%を占めたほか、「実名なので知人を見つけやすい」「実名なので情報に信憑性がある」という回答が、それぞれ3割を超えた。「学生時代の友達と連絡を取って同窓会を開いた」「海外の人と接して語学の勉強になる」という回答などから、マクロミルでは、実名登録や海外との交流にメリットを感じて利用している人が多いと分析している。


 実際に自身の個人情報をどこまで公開しているか、という問いで「実名」を登録している人が78.6%を占めた。その一方で、個人情報を公開することへの不安の有無をたずねると、「不安はない」が48.4%、「不安がある」が51.6%%だった。利用する際に気をつけている点として、6割前後が「個人情報を誰にどこまで見せるか範囲を設定する」「知らない人からの『友達申請』は安易に承認しない」と回答している。


 実名登録を推奨している「Facebook」は日本で普及すると思うか、という問いに対しては、「広く普及すると思う」が17.6%、「一部に普及すると思う」が48.2%で、日本で普及すると思う人の合計は65.8%だった。

 調査はインターネットで、実施期間は2011年1月26-27日。有効回答は500。