ドコモ、スマートフォン向け新パケット定額・新定額データプランを開始

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2011/01/28 19:12

 NTTドコモは、スマートフォンタブレット端末向けの新たなパケット定額サービス「パケ・ホーダイ フラット」「パケ・ホーダイ ダブル2」と、データ通信専用の定額料金プラン「定額データプラン フラット バリュー」「定額データプラン スタンダード2 バリュー」を、3月15日から提供する。

新たな料金サービスの全体像

 パケット定額サービス、データ通信専用の定額料金プランは、ともにデータ通信の利用量にかかわらず定額料金のフラット型と、一定料金(下限額)までは定額、それを越した分から上限額までは従量課金となる2段階型の二つのプランを用意する。

 上限額は、パソコンなど外部機器を接続した通信やiモードフルブラウザの利用など、利用形態によって異なる。スマートフォン定額通信のみ利用した場合の月額料金は、「パケ・ホーダイ フラット」が5460円、「パケ・ホーダイ ダブル2」が2100円~5985円(パケット通信に利用できる2100円分の無料通信分を含む)。

 「パケ・ホーダイ フラット」は、2段階型の「パケ・ホーダイ ダブル」や「パケ・ホーダイ ダブル2」より525円安い。「パケ・ホーダイ ダブル2」は気軽に利用できるよう、定額料(下限額)を下げ、通常のデータ通信時のパケット通信料を1パケットあたり0.0525円と、従来よりも従量課金部分のパケット単価を安く設定した。4万パケットまでは2100円で利用でき、11.4万パケットで上限額に達する。

「パケ・ホーダイ フラット」「パケ・ホーダイ ダブル2」の料金詳細と提供条件

 データ通信専用の定額料金プランは、ともに2年間の継続利用を条件に月額利用料金を割り引くサービス「定額データ スタンダード割2」を適用できる。割引後の定額料は「定額データプラン フラット バリュー」が5460円、「定額データプラン スタンダード2 バリュー」が2500~5985円(パケット通信に利用できる2100円分の無料通信分を含む)。

 「定額データプラン フラット バリュー」は、従来の「定額データプラン スタンダード バリュー」(割引後)の上限額5985円より525円安い。2段階型の「定額データプラン スタンダード2 バリュー」は、「定額データプラン フラット バリュー」に比べ定額料(下限額)を下げた。7.9万パケットまでは2500円で利用でき、19万パケットで上限額に達する。従量課金部分のパケット通信料は1パケットあたり0.0315円。

「定額データプラン フラット バリュー」「定額データプラン スタンダード2 バリュー」の料金詳細と提供条件

 同時に、端末購入時にこれらの定額プランを申し込むことを条件に、機種ごとに一定額を毎月の利用料金から最大24か月間割り引くサービス「月々サポート」を開始する。提供開始時点の対象機種は、GALAXY S、GALAXY Tab、LINX 3D SH-03C、REGZA Phone T-01Cなどのスマートフォンやタブレット端末、ブックリーダーなど。

 パケット定額サービス「パケ・ホーダイ フラット」「パケ・ホーダイ ダブル2」は、学生向けキャンペーン「応援学割」の対象で、最大3年間、スマートフォン定額通信(パケット定額サービス)の上限額を525円割り引く。