ソニーは、個人向けパソコン「VAIO」の2011年春モデルとして、ボードPC「Jシリーズ」、ノートPC「Yシリーズ」「Fシリーズ」「Eシリーズ」「Sシリーズ」の計5シリーズ12機種を、1月下旬に発売する。

　価格はオープン。発売日はYシリーズが1月29日で、その他は1月22日。標準仕様モデルのほか、各シリーズとも、CPUなどをカスタマイズできる「VAIOオーダーメードモデル」を用意する。「VAIOオーダーメードモデル」は、直販サイト「ソニーストア」やVAIOオーナーメード取扱店で販売し、すでに受注を受け付けている。

　独自のボードスタイルを採用した「Jシリーズ」は、21.5型ワイド液晶を搭載した液晶一体型のデスクトップPC。シリーズ全機種にワイヤレスキーボード、ワイヤレスマウスが付属し、従来よりCPUの性能を向上させている。ラインアップは、CPUやTVチューナー、光学ドライブの種類などが異なる4機種。実勢価格は、タッチパネル機能とブルーレイディスク（BD）ドライブを搭載した「VPCJ139FJ/B」が18万円前後、BDドライブを搭載した「VPCJ138FJ/WI・BI・P」が17万円前後、DVDドライブを搭載した「VPCJ137FJ/WI・BI・P」が13万円前後、TVチューナー非搭載の「VPCJ136FJ/WI」が12万円前後の見込み。

　「Yシリーズ」の「VPCYB19KJ/S・P・G」は、11.6型ワイド液晶を搭載したモバイルノートPC。カラーはシルバーと、ビビッドなピンク、グリーンの3色。実勢価格は10万前後の見込み。

　「Fシリーズ」は、16.4型ワイド液晶、BDドライブを搭載した大画面のAVノートPC。実勢価格はAdobe RGBカバー率100％の「VAIOプレミアムディスプレイ」を搭載した上位モデル「VPCF149FJ/BI」が23万円前後、「VPCF148FJ/B」が18万円前後の見込み。

　「Eシリーズ」は、15.5型または14型ワイド液晶を搭載したスタンダードノートPC。今回新たに、標準仕様モデルに、14型ワイド液晶搭載モデルを追加した。実勢価格は15.5型ワイドの「VPCEB49FJ/W・B・P・L」が16万円前後、「VPCEB48FJ/W・B・P・L」が14万円前後、「VPCEA45FJ/WI・T・PI」が11万円前後、14型ワイドの「VPCEE47FJ/WI・BI」が10万円前後の見込み。

　「Sシリーズ」の「VPCS149FJ/B・S・P」は、13.3型ワイド液晶を搭載したモバイルノートPC。従来よりCPUの性能を向上させた。カラーはブラック、ピンク、シルバーの3色。実勢価格は14万円前後の見込み。