マカフィーは、拡大するリムーバブルメディアのセキュリティを確保するために必要な対策を自社ブログで解説している。

　マルウェアは、昨年、過去最大となる量が配布され、1日平均6万個の新たなマルウェアが生成されていることが明らかになった。ブログでは、リムーバブルメディアの感染リスクを軽減するために、接続するリムーバブルストレージを必要最小限にする必要があるほか、USB接続の機器すべてが感染媒体となると警告している。

　注意すべきポイントとして、（1）USBメモリの自動実行を無効にする（2）不審なUSBメモリを使用しない（3）ウイルス対策をしていないPCには接続しない（4）最新の定義ファイルを利用してウイルススキャンを定期的に実施する（5）リムーバブルメディアの保管管理を徹底する（6）頻繁に持ち込むリムーバブルメディアに重要なデータを保存しない（7）持ち運ぶ場合には暗号化USBメモリを使用する――ことを挙げている。

　さらに、デバイスコントロールのポリシーや、暗号化USBメモリの管理、ウイルス対策、情報漏えい対策のポリシー設定を一元的に実行し、インシデントを常にレポート可能な状態に置くことが最も重要であるとしている。