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サムスン電子、映像トップが「ヒューマンデジタリズム」の重要性を説く、スマートTVがカギ

ニュース

2011/01/09 12:36

【ラスベガス発】「2011 International CES」初日最後の基調講演には、韓国サムスン電子の尹富根映像ディスプレイ事業部長が登壇。「ヒューマンデジタリズム」の重要性を説いた。

 サムスンのいう「ヒューマンデジタリズム」とは、生活を楽しく、豊かにしてくれるデジタル機器のこと。さまざまなものがつながるという意味での「ACCESS」、さまざまなものが整列する(連携する)「ALIGN」、思ってもいない喜び「AMAGE」、積極的な動き「ACT」の頭文字を取った「4A」をコンセプトに掲げて製品の開発し、ヒューマンデジタリズムを実現しようとしている。尹事業部長は、「デジタル機器は生活の中枢になっている」として、デジタル機器は人にやさしくあるべきと訴えた。

尹富根事業部長

 ヒューマンデジタリズムを浸透させるカギとなるのが、「スマートTV」だ。尹事業部長は、「スマートTVは、単なるテレビの機能強化ではなく、PCの延長でもない」と説明。「コンテンツの共有など、多くのサービスが受けられるという点で、生活に欠かせない機器になる」と強調した。「将来は、クラウド型のコンテンツ提供も視野に入れる」としている。

パートナーシップを結ぶベンダーが登壇。絆の深さをアピールした

 また、ヒューマンデジタリズムを確立するためには「パートナーシップが重要」。基調講演では、タイムワーナー・ケーブル、Hulu、アドビシステムズなど、代表的なアライアンスベンダーを紹介。それぞれのCEOなどトップやキーマンを登壇させた。尹事業部長は、「パートナーシップで新しい時代を築くことができる」と訴えた。