ビクター、BDレコーダーやラジオを1台に集約した新AVシステム「RYOMAX」

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2010/12/16 17:30

 ビクター・JVCは、AV機器の概念を打ち破る新しいコンセプトの新ブランド「RYOMAX(リョーマックス)」の第1弾として、オーディオ・ビデオ・通信機能を融合したオールインワンAVシステム「RY-MA1」を、2011年2月上旬に発売する。価格はオープンで、実勢価格は16万円前後の見込み。

RY-MA1

 HDD内蔵ブルーレイディスク(BD)レコーダー、FM/AMチューナー、デジタルアンプを1台に集約。薄型テレビなどと組み合わせ、デジタル放送やBD/DVD、FM/AM放送など、さまざまな映像・音楽コンテンツを「観る」「録る」「聴く」ことができる。ビクターとケンウッドの高音質技術・ノウハウを投入。オーディオ用スピーカーと接続すれば、デジタル放送やラジオの音楽番組を高音質で楽しめる。

42V型液晶テレビと組み合わせた設置イメージ

 新メディア・プラットフォーム協議会が、2011年1月下旬からプレサービスを開始する新ネットワークサービス「MELINK」に対応。インターネットを利用して、サイマル配信されるラジオ番組や付加情報などを視聴できる。

 BDレコーダーとしては、500GBのHDDと地上・BS・110度CSデジタルチューナーを各2基ずつ搭載し、デジタル放送の2番組同時録画、5.5倍の長時間録画に対応。ラジオのHDD録音・USB書き出しや、「アクトビラ フル」にも対応する。

 本体は、薄型テレビラックにすっきり収まる、奥行き約22cmのコンパクト設計。IEEE 802.11b/g/n準拠の無線LANを内蔵しており、インターネットにワイヤレスで接続できる。USB端子やSHDC/SDカードスロット、HDMI端子などを備える。アンプ部の実用最大出力は30W+30W。

SP-MA1

 あわせて、テレビラックの上や中などに手軽に設置できるバースタイルのフロント一体型スピーカーシステム「SP-MA1」を発売する。最適な音質特性が簡単に設定できる「RY-MA1」専用モードを備えており、「RY-MA1」と組み合わせることで、手軽に迫力のある高音質サウンドを楽しめる。価格はオープンで、実勢価格は1万5000円前後の見込み。