東京工芸大学と日立製作所は、運動する人の動きと連動して、楽しく安全に筋力トレーニングや有酸素トレーニングができる施設用フィットネスマシン向けのゲームを開発した。

ゲームを搭載するフィットネスマシン

 開発したのは、フィットネスマシン前方の大型ディスプレイに映し出すジャングルや南国などを、ボートで川下りして下流のゴールを目指すゲーム。業務用ゲーム機「パックマン」の生みの親、東京工芸大学学芸術学部ゲーム学科の岩谷徹教授が、日立製作所と共同で開発した。

ゲームの画面イメージ

 腕と脚の屈曲・伸展と連動してディスプレイ内のキャラクターがオールを漕ぎ、ボートを進めていく。川のところどころに弓矢で射的するなどのイベントが待ち構えていて、ディスプレイ上のトレーナーが、弓を引く・射るときの腕や脚の屈曲・伸展動作を教えてくれる。この動作に合わせて運動することで、弓矢をより的の中央に当てることができる。消費カロリやトレーナーの動作とのシンクロ率などがゲームの得点となる。

 ゲームを搭載するマシンは、設置面積が1畳ほどで、手軽で安全に腕と脚の4種類の筋力トレーニングとボート漕ぎ有酸素運動ができる。ゲームを楽しみながら体を動かしているうちに、無理なく自然に筋力、筋持久力、運動調整力の向上を図ることができる。2011年春に竹井機器工業が発売する予定。