世界最大級のソフトウェア・ダウンロードサイト「ソフトニック」を運営するスペインのソフトニック社は、12月9日、「ソフトニック」の日本語サイトを正式オープンした。

　オープン当初の紹介ソフト数は1000本で、2015年までに30万本以上に拡充する予定。紹介しているソフトのジャンルは、Windows用ソフトと携帯電話用アプリ（iPhone、Android、JAVA）で、サイト上の「Windows」「Mobile」のタブをクリックすると切り替わる。「Mobile」は、iPhone、Android、JAVA対応アプリに絞ることもできる。

　今後、Mac用ソフトやWindows Phone、BlackBerryに対応する携帯電話用アプリに加え、クラウドサービスやSaaSなどのウェブアプリケーションのレビュー評価サービスも開始する予定。

　日本語サイトの開設準備のため、2009年に日本法人のソフトソニックを設立。ユーザーに信頼感や安心感をもってもらうために、ソフトの紹介レビューは、すべて日本人社員が実名・顔写真を公表したうえで執筆、掲載している。また、各ソフトに対して、ユーザーレビューや評価を投稿できるようになっている。

　ソフトソニック社は、1997年にスペインのバルセロナで設立。現在、13万を超えるフリーウェアやシェアウェアを紹介し、1日のダウンロード数は330万を超える。ここ3年間は毎年2言語のサイトを新たに開設。現在、英語、スペイン語、ドイツ語、フランス語、イタリア語、ポルトガル語、中国語、ポーランド語、オランダ語、日本語の計10か国語のサイトを展開している。