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シャープ、高濃度プラズマクラスターイオンの効果検証、ペットと暮らす家庭の空気ケアにも貢献

ニュース

2010/11/05 19:36

 シャープは、11月5日、鳥取県動物臨床医学研究所(山根義久理事長)と共同で、イオン濃度2万5000個/cm3の高濃度プラズマクラスターイオンで、浮遊菌の低減効果やアンモニア臭の低減効果、浮遊イヌパルボウイルスの感染力の抑制の検証を行ったと発表した。実験を通じて、ペットの住環境改善にも高濃度プラズマクラスターが貢献することがわかった。

 検証の背景には、「ペットと暮らす人が増えているなかで、人間と同じように、犬などのペットケアに対するニーズが高まっている」(深田辰雄・健康・環境システム事業本部プラズマクラスター機器事業部ソリューション推進部部長)ことがある。

 浮遊菌の低減効果の検証では、イオンが「ある/ない」で菌数を比較し、イオンがある場合に菌数が低減することが確認された。また、ペット臭の主な原因となるアンモニア臭の低減効果については、高濃度プラズマクラスターイオン稼働開始後、時間を重ねることで臭いが減少していくことがわかった。 

プラズマクラスターイオンの5分照射で浮遊イヌパルボウイルス感染力を99.8%以上抑制

 浮遊イヌパルボウイルス感染力抑制効果の検証では、プラズマクラスターイオンを5分照射すると、感染力を99.8%以上抑制することがわかった。浮遊イヌパルボウイルスとは、犬の代表的な伝染病の一つで、子犬が感染すると致死率が高く、獣医医療関係者から恐れられているウイルス。経口・飛沫感染するので、複数の犬を飼っている家庭では感染が拡大していく可能性が高く、動物病院で治療する場合は、院内感染防止に細心の注意を必要とする。 

深田辰雄・健康・環境システム事業本部プラズマクラスター機器事業部ソリューション推進部部長

 鳥取県動物臨床医学研究所の山根理事長は、「検証前は、プラズマクラスターイオンのパワーに一抹の不安をもっていた。しかし、検証すると想像以上によい結果が出た。動物病院の臭いや院内感染対策には、画期的なものになると期待している。動物病院は興味をもつだろう」と評価した。

 プラズマクラスターイオンは、これまでウイルスの抑制、菌の分解除去、アレルギー物質の分解など、人を中心としたヘルスケアや、保湿や皮脂の抑制などスキンケア効果などを訴求してきたが、今後は検証結果をもとに、動物病院やペットホテル、ペットショップ、ペットを飼う家庭に向けて積極的にアプローチしていく。

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