パナソニック、BDXL対応のBDレコーダーエントリーモデル

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2010/11/02 17:10

 パナソニックは、ブルーレイディスク(BD)の新規格であるBDXLや、フルハイビジョン10倍録画に対応したBDレコーダー「ブルーレイディーガ DMR-BR585」を、11月25日に発売する。価格はオープンで、実勢価格は6万3000円前後の見込み。

ブルーレイディーガ DMR-BR585

 地上・BS・110度CSデジタルチューナーを備えたエントリーモデルで、HDD容量は320GB。BDの新規格、BDXLに対応したディスクドライブを搭載。追記型3層式(100GB)のBD-Rディスクや、今後発売が見込まれる4層式(128GB)のBD-Rディスク、書き換え可能な3層式(100GB)のBD-REディスクに対応する。

 第4世代のMPEG-4 AVC/H.264エンコーダー「アドバンスドAVCエンコーダー」を搭載し、デジタル放送をそのまま記録するDRモードに比べ、約10倍長くフルハイビジョン画質で録画することができる。3層式(100GB)のBD-R/BD-REならば、MPEG-4 AVC/H.264での記録モード(HBモード・約2.4Mbps)で、1枚のディスクに最長約86時間40分記録できる。

 レコーダー初心者でも安心して使えるよう、独自の「かんたんサポート機能」を盛り込んだ。「かんたんサポート」の画面は基本操作に絞り、ボタン数を最小限にとどめた別売のシンプルリモコン使用時のみ表示され、画面の指示に従って操作するだけで、簡単に録画予約やダビングなどの操作ができる。

 このほか、著作権保護されたコンテンツのBD-RE/RからHDDムーブ、最大1か月先までのNHK/WOWOWのおすすめ番組情報を表示し、まとめて予約できる「おすすめ番組先取りまとめて予約」、動画配信の「アクトビラ ビデオ・フル/ダウンロードサービス」、録画した番組をワンセグ画質で持ち出せる「番組持ち出し」などに対応する。