【CEATEC JAPAN 2010】いよいよ開幕、ドコモブースではARでドコモダケがナビゲート

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2010/10/05 20:17

 国内最大の電機/ITの総合見本市「CEATEC JAPAN(シーテックジャパン) 2010」が、10月5日、千葉市の幕張メッセで開幕した。11回目を迎える今年は「Digital Harmony-もっと快適に、もっとエコに」をテーマに、国内外の616社・団体が出展している。NTTドコモのブースでは、拡張現実(AR)を応用した「AR Walker」の体験コーナーに30分待ちの列ができていた。

NTTドコモのブース

 「AR Walker」は、携帯電話のGPS機能と小型のヘッドマウントディスプレイを組み合わせ、視覚的にさまざまな情報をリアルタイムで取得できるもの。ブースでのデモでは、携帯電話に接続したヘッドマウントディスプレイを装着すると、NTTドコモのキャラクター「ドコモダケ」が実空間上に浮かんで現れて、実際の風景の映像に合わせて曲がる方向や目的地などをナビゲーションしてくれる。

小型のヘッドマウントディスプレイを装着すれば、視覚的にリアルタイムで情報を取得できる

 進んでいく途中、周囲のお店の方向に顔を向けると、店舗の詳細情報が風景に重なって表示される。顔を上に向ければ、当日の天気情報も得ることができる。

 デザインバリエーションも参考展示。スポーツシーンを想定したモデルは、ランニング時に時間や距離、コース情報をなどを提供する。ヘッドセットセパレート型は、美術館のガイドとしての使用も想定しているという。将来は、ヘッドマウントディスプレイと携帯電話を、Bluetoothなどを利用して無線で接続することも検討している。

左から、参考展示のヘッドセットセパレート型、スポーツシーンを想定したモデル、スタイリッシュ型

 NTTドコモブースでは、このほか、今日発表したAndroid搭載でマルチタッチ対応のサムスン電子製スマートフォン2機種――7型の「GALAXY Tab SC-01C」と4型の「GALAXY S SC-02B」――などを展示しており、最新機種をいち早く体感できる。

GALAXY S SC-02B