リコー、新「GXR」レンズユニット、28mm単焦点でAPS-CのCMOSセンサを搭載

ニュース

2010/09/22 16:54

 リコーは、ユニット交換式デジタルカメラ「GXR」専用のカメラユニットとして、28mm相当の単焦点レンズとAPS-CサイズのCMOSセンサを搭載する「GR LENS A12 28mm F2.5」を、10月29日に発売する。価格はオープンで、実勢価格は実勢価格は7万円前後の見込み。

GR LENS A12 28mm F2.5

 35mmフィルムカメラ換算で28mm相当の新開発単焦点レンズ「GR LENS」を搭載。6群9枚構成で、非球面レンズ2枚、特殊低分散レンズ1枚と、多数の高屈折率レンズを惜しみなく使用し、画面のすみずみまで高い解像力・描写力を発揮する。9枚で構成する円形絞り羽根で、細かな絞りの設定はもちろん、きれいなボケ味を楽しむことができる。

 各種収差を補正するとともに、フローティング機構でフォーカシングの性能変化を抑える。

 APS-Cサイズ(23.6×15.7mm)の有効約1230万画素CMOSセンサを採用。画像処理エンジン「GR ENGINE III」との組み合わせで、滑らかな階調性を実現し、高精細でノイズの少ない画像を撮影できる。

 プレAF機能で被写体の動きに応じてフォーカスを調整し、フォーカスのスピードを高速化。シャッターボタンを一気に押したとき、設定しておいたフォーカシング距離で撮影する「フルプレス スナップ」機能を備える。

 操作面では、フォーカスリングを回してピントを微調整することができるマニュアルフォーカスリングを装備。また、撮影画面のターゲット位置を拡大表示することができる。スポットAFのAFエリアのサイズは、ノーマルとピンポイントの2種類から選ぶことができる。

 F値はF2.5-F22。フィルター径は40.5mm。ユニットサイズは幅68.7×高さ57.9×奥行き50.4mm、重さ約210g。