キヤノン、プリンタ「PIXUS」を刷新、タッチ操作のインクジェット複合機など

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2010/08/30 18:58

 キヤノンは、8月30日、インクジェットプリンタ「PIXUS(ピクサス)」6機種と、フラットベッド型スキャナ1機種を、9月9日から順次発売すると発表した。

 ラインアップと、キヤノンのオンラインショップでの価格は、インクジェット複合機の最上位モデル「MG8130」が4万円、上位モデル「MG6130」が3万1000円、中位モデル「MG5230」が2万8000円、「MG5130」が2万2000円。単機能のプリンタ「iP4830」が1万7000円。これら5モデルは9月9日の発売。インクジェット複合機の下位モデル「MP280」は9000円で、10月下旬の発売となる。フラットベッド型スキャナ「CanoScan LiDE 210」は1万円で、9月9日の発売。

デザインを刷新したインクジェットプリンタ「PIXUS」

 インクジェットプリンタには、同社のデジタルカメラで撮影したハイビジョン動画から静止画を切り出して印刷する「フルHD動画プリント」機能を搭載。また、複合機のエントリーモデル「MP280」以外は、通常の染料ブラックインクに加えて顔料ブラックインクを採用した「W黒インク」で、黒をくっきりと美しく印刷する。また「MP280」以外は、自動両面印刷にも対応する。

新しくなったブランドのロゴ

 上位モデル「MG8130」「MG6130」は、ユーザーインターフェイスとして、上面にタッチパネル式のキーを備える。キーには印刷やコピーの作業操作の手順を発光して知らせる「Intelligent Touch System」を採用。目的の作業をすぐに始めることができ、操作が簡単で時間がかからない。

MG8130

 無線LANに対応し、ワイヤレスでiPhoneやiPadなどのモバイル端末から写真を印刷することができるのに加え、Andoroid端末からも印刷できるようになった。なお、端末内の写真を印刷するには、専用アプリのダウンロードが必要。主な仕様は、印刷の解像度が9600×2400dpi、インク色数は6色。スキャナの解像度は4800dpiで、高精細に写真や文書を読み取る。「MG8130」はフィルムスキャンにも対応する。

MG6130

 中位モデル「MG5230」「MG5130」は、印刷の解像度が9600×2400dpiで、インク色数は5色。「MG5230」のみ無線LANに対応し、スマートフォンなどのモバイル端末からワイヤレスで写真を印刷できる。スキャナの解像度は「MG5230」が2400dpi、「MG5130」は1200dpi。

タッチパネルを採用した直感的なユーザーインターフェイス

 下位モデル「MP280」の主な仕様は、印刷解像度が4800×1200dpi、インク色数は4色、スキャナの解像度が1200dpi。また、単機能機「iP4830」は、印刷解像度は9600×2400dpi、インク色数は5色のモデル。カラーは最上位モデル「MG6130」のみブラックとシルバーの2色から選べる。そのほかのモデルはすべてブラック。

Andoroid端末からもワイヤレスで印刷できる

 キヤノンでは、印刷向けのコンテンツ提供サイト「CREATIVE PARK PREMIUM」を9月9日に開設。著名なアーティストによる作品に加え、写真やイラストなどのコンテンツを豊富に揃え、カレンダーやグリーティングカードを簡単に印刷・作成することができる。対応機種は「MP280」を除く5機種。

CanoScan LiDE 210

 一方、フラットベッド型スキャナとして、USBバスパワーで駆動するA4対応のエントリーモデル「CanoScan LiDE 210」を、9月9日に発売する。主な仕様は、解像度4800dpi、読み取り速度はA4カラーで解像度300dpiの場合、約10秒。カラーはブラック。

キヤノンマーケティングジャパンの川崎正己代表取締役社長

 発表会でキヤノンマーケティングジャパンの川崎正己代表取締役社長は、「PIXUSブランドは2010年で誕生から10年を迎えた。これに伴い、製品のフルモデチェンジを実施した。新しいPIXUSのロゴは。羽ばたく蝶のようなイメージに仕上げた」と製品戦略を語り、また「製品だけでなく、サポートサービスを充実するほか、カートリッジの回収をはじめとした社会貢献活動にも力を入れていく」と今後の方針を述べた。