ASUS、3D液晶ディスプレイ「VG236H」など、フルHD対応3モデル

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2010/08/26 14:35

 ASUSTeK Computer(ASUS)は、解像度1920×1080ドットのフルハイビジョン(フルHD)に対応した液晶ディスプレイの新製品として、3D映像が楽しめる「VG236H」など3モデルを8月28日に発売する。価格はオープン。

VG236H

 「VG236H」は、3D映像が楽しめる23型ワイドのモデル。3D専用メガネとIRエミッターをセットにした立体視システム「NVIDIA 3D Visionキット」が付属する。独自の映像エンジンチップ「Splendid」で、鮮やかで美しい映像を再現するほか、「ASCR(ASUS Smart Contrast Ratio)テクノロジー」によってコントラスト比を拡張し、メリハリのある映像を映し出す。

 120Hz駆動の液晶パネルで、すばやい動きを滑らかに表示。主な仕様は、輝度が400cd/m2、コントラスト比100000:1、応答速度は2ms、出力コネクタは、HDMI端子、DVI-D端子、コンポーネント端子が各1。実勢価格は5万9800円前後の見込み。

MS238H

 「MS238H」は、デジタルフォトフレームのように斜めに置いて使うスリムな23型ワイドのモデル。指で触れて操作するタッチボタンを装備し、すっきりとした外観に仕上げた。LEDバックライトを搭載し、高いコントラスト比10000000:1を実現。「VG236H」と同様、映像エンジンチップ「Splendid」と「ASCRテクノロジー」を採用し、映像の表現力を追求した。

 主な仕様は、輝度が250cd/m2、応答速度2ms、コネクタは、入力がHDMI端子、D-Sub15ピン、ステレオミニジャックが各1基、出力はステレオミニジャック。実勢価格は2万7800円前後の見込み。

VE276Q

 「VE276Q」は、ゲームなどのエンタテインメントから仕事の作業まで、幅広い用途で活躍する27型ワイドの大画面タイプ。小画面で複数の画面を同時に表示できる「ピクチャーインピクチャー」機能を搭載。「VG236H」「MS238H」と同様、映像エンジンチップ「Splendid」と「ASCRテクノロジー」を採用している。

 コネクタ類を豊富に揃え、さまざまな機器と接続できる。入力端子は、DisplayPort、HDMI端子、DVI-D端子、D-Sub15ピン、ステレオミニジャックが各1。一方、出力端子はステレオミニジャックのみ。主な仕様は、輝度300cd/m2、コントラスト比100000:1、応答速度2ms。3W×2のステレオスピーカーを装備する。実勢価格は4万4800円前後の見込み。