ソニー、世界初のレンズ交換式ビデオカメラ、実売20万円前後で9月10日発売

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2010/08/05 16:13

 ソニーは、独自のEマウントを採用し、用途に合わせてレンズを交換する世界初のレンズ交換式デジタルHDビデオカメラ「Handycam NEX-VG10」を、9月10日に発売する。価格はオープンで、実勢価格は20万前後の見込み。

NEX-VG10

 総画素数約1460万画素の「Exmor APS HD CMOSセンサー」を搭載し、AVCHD方式のフルハイビジョン(1920×1080)で映像を記録できる。動画(16:9)の有効画素数は約908万画素。

 レンズマウントは独自のEマウントで、光学式手ブレ補正に対応する光学約11倍の付属ズームレンズ「E18-200mm F3.5-6.3 OSS」など、Eマウントレンズを直接装着できる。別売のマウントアダプタ「LA-EA1」で、Aマウントレンズを装着することも可能。

 6月に発売したレンズ交換式デジタルカメラ「NEX-5」「NEX-3」と同じAPS-Cの大判センサーと交換レンズの組み合わせによって、高画質で、従来のビデオカメラとは異なる美しいボケ味の映像や、交換レンズの性能を生かしたクリエイティブな映像を撮影することができる。

 最高約7コマ/秒の高速連写機能や豊富なマニュアル撮影機能を搭載。四つの無指向性マイクカプセルを採用したステレオマイクロホンを搭載し、従来モデルに比べ約2倍の指向性と約6dBのノイズ低減を実現。臨場感あるステレオで、クリアな音声を記録できる。このほか、簡単な操作で作品性の高い映像を制作できるソニー製ビデオ編集ソフト「Vegas Movie Studio HD Platinum 10」を無償でダウンロードできるクーポンを提供する。

 記録メディアは、メモリースティックPROデュオ、メモリースティックPRO-HGデュオ、SD/SDHC/SDXCメモリーカード。本体サイズは幅約85×高さ約130×奥行約223mm、重さは約620g。