ワイヤ・アンド・ワイヤレス(Wi2)が、2011年春をめどに、同社のアカウントを用いて無線インターネット接続ができるWiFiスポットを、現在の7600か所から10万か所へと大幅に拡大する方針を打ち出した。現在、実現に向けて、WiFi事業者との業務提携を強化している。

 Wi2は、WiFiスポットサービス「FREESPOT」を推進し、FREESPOT協議会の主幹事であるバッファローと6月に業務提携。9月にはFREESPOTのWiFiスポット約5000か所を、同社の個人向けWiFiサービス「Wi2 300」のエリアに追加する。

 「Wi2 300」は、マクドナルドや空港、駅、東京・丸の内、横浜、新幹線、バス車内などの公衆無線LANスポットで、300Mbpsでインターネットを利用できるサービス。サービス利用料は定額で月380円。

高津智仁社長

 高津智仁社長は、「iPhone/iPadなど、モバイルでインターネット接続できる端末がどんどん普及する。WiFiサービスの需要も急速に高まっていく」と、今が事業拡大のチャンスをみる。今後、企業や大学など、WiFiスポットの既設エリアをもつパートナーを探し、業務提携に力を入れていく方針だ。

FREESPOT協議会の主幹事であるバッファローと業務提携した

 サービスの販売チャネルも拡大していく。すでにパートナーシップを組んでいる大手家電量販店のビックカメラや、インターネットサービスプロバイダのTOPPA!を柱に、2011年春まで販売チャネルを大幅に増やす計画。

 高津社長は、「現状では業者が乱立しているWiFiサービスを、一つの契約ですべて利用できるなど、無線インターネットをオープンにしたい」とビジョンを語った。