必要なスペックすべてを満たす、黒が精悍なHPの内蔵型DVDドライブ

レビュー

2010/06/10 11:22

 PCの自作や使っている光学ドライブの故障などで、新しい光学ドライブを必要としている方もおられると思う。ドライブを搭載するPCが黒をベースにしたきょう体なら、光学ドライブもそれに合わせたい。そんなニーズにピッタリなのが、今回紹介するHPの内蔵型DVDスーパーマルチドライブ「dvd1260i」だ。

黒をベースとした精悍なデザインの「dvd1260i」

黒系PCに違和感なくマッチ、世界で高い信頼を得るHPの内蔵ドライブ



 黒を基調とした「dvd1260i」のデザインは、シンプルで機能美に溢れる。派手さはないが、黒系のPCなら違和感なくマッチするだろう。インターフェースはシリアルATAに対応。現在のドライブ接続では標準的なインターフェースなので、よほど古いPCでない限りは対応しているはずだ。

黒系のPCに違和感なく馴染む

 DVDスーパーマルチドライブということで、DVD±R、DVD±RW、DVD±R DL、DVD-RAM、CD-R、CD-RW、DVD-ROM、CD-ROMなど、BDを除く主要な光学メディアに対応する。バックアップやDVD鑑賞、アプリケーションディスクからのインストールがメイン用途のPCなら、大きな不足を感じることはないはずだ。

 これらに加え、ワールドワイドで高い評価と厚い信頼を積み重ねてきたHPブランドのドライブだということも大きなポイント。この点は、品質に強くこだわる方に特に注目してもらいたい。

書き込み・読み取り時の振動と騒音を低減、「Nero 9 Essentials」が付属



 「光学ドライブ」と言えば、読み取りや書き込みの際、振動と騒音に悩まされることがある。「dvd1260i」はABSシステムを備え、これらの音と振動を最低限に抑える。実際に数種のアプリケーションディスクから各種アプリをインストールしたが、騒音や振動で不快感を感じることはなかった。

 ライティングソフトとしてバンドルするのは、映像・音楽ディスク作成から、データ書き込みまで幅広く対応する統合ソフト「Nero 9 Essenntials」。オーディオ、ビデオの記録からデータのバックアップまで、書き込みの起点となる「Nero StartSmart Essenntials」、オーディオデータ、ビデオデータを作成する「Nero Express Essenntials」、レーベルやカバーのデザイン機能もつ「Nero CoverDesigner Essenntials」と、ライティングに必要な機能を凝縮している。

映像・音楽ディスク作成からデータ書き込みまで対応する「Nero 9 Essenntials」が付属

 24倍速という書き込み速度や、インターフェースにシリアルATAを採用している点、市場に流通する主な光学メディアに対応する点、騒音・振動抑制システムの搭載など、光学ドライブに必要なすべての機能を備える「dvd1260i」。派手さはないが、使っていて安心のドライブだ。

 記録型の光学ドライブは、データを読み書きするだけに、確実性と安定性が強く求められる。その点で、標準的なスペックを備え、黒系のマシンに違和感なくマッチする「dvd1260i」は、自信を持っておすすめできる製品だ。ドライブ選びで迷ったら、ぜひ候補に入れてほしい。(ITジャーナリスト・市川昭彦)