UQコミュニケーションズ、2010年度末までにWiMAX基地局を1万5000局に拡大

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2010/06/07 19:15

 UQコミュニケーションズは、6月7日、高速無線データ通信技術「WiMAX」によるブロードバンド通信サービス「UQ WiMAX」の有料サービスが7月1日に開始1周年を迎えるのを機に、記者発表会を開催。顧問の野坂章雄氏が代表取締役社長に昇格し、現社長の田中孝司氏が取締役会長に就く人事を発表したほか、今後の展開を発表した。

左から、UQコミュニケーションズの田中孝司社長、WiMAXルータを提供するNECアクセステクニカの中村隆介社長、新たに社長に就任するUQコミュニケーションズの野坂章雄顧問

 新たに社長に就任する野坂氏は、発表会で「家の中でも外でも使える、速度が速くストレスがない、業界最安の料金――これが『UQ WiMAX』が提供する価値。多くのユーザーが『UQ WiMAX』の速度と料金を支持しており、量販店の売り場も拡大している。利用者数は、2010年5月末現在で20万弱。上期中に40万、年度末で80万を目標にがんばっていきたい」と意気込みを語った。

 それでも、サービスエリアに不満をもつ人が多いことから、「5月末現在で8120局ある屋外基地局を、10年度は8000局追加。年度末までに合計1万5000局まで広げる予定」(野坂氏)という。野坂氏は、「特に首都圏、東京地区の通勤路線の整備をしていく。これは当初の計画から1年から1年半以上前倒しのスピードで、今後もこのペースを続けたい」と述べた。

 「UQ WiMAX」の生命線である通信速度については、「2012年のリリースを目標に、現在採用するIEEE 802.16eを高度化したIEEE 802.16mの技術開発を進めている。10年度中にデモを実施する予定だ。これによって、12年には下り最大330Mbpsの通信速度を実現する」と語った。

 デバイスについては、複数のメーカーが新たな機種を発売するのを機に、「WiMAX経由でインターネットにアクセスするWi-Fiルータのラインアップを『WiMAX Speed Wi-Fi』と総称して普及を進める」(野坂氏)とした。 

WiMAX対応のノートPCとWiMAXルータ

 同社は6月7日-8月22日、「UQ WiMAX 1周年記念 端末半額キャンペーン」を実施。完全定額プラン「UQ Flat」、2段階定額プラン「UQ Step」を新規契約したユーザーに、同社が販売するWiMAXデータ通信カードを、半額で提供する。

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