ソニー、3D映像の出力ができるHDMI新機能対応のデジタルアンプ

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2010/05/20 16:54

 ソニーは3D(立体)映像の出力など、家電やAV機器向けのデジタル映像・音声入出力規格HDMIの新機能に対応したデジタルアンプ「STR-DH710」を、6月10日に発売する。価格は5万4600円。

STR-DH710

 3D映像信号のパススルー伝送が可能で、ブルーレイディスク(BD)レコーダーやプレーヤーなどで出力する3D映像の信号をHDMIケーブルを使って、アンプ経由で対応のテレビに出力できる。

 HDMIの新機能「オーディオリターンチャンネル(ARC)に対応。HDMIケーブル1本で、テレビへのデジタル映像・音声信号の出力と、テレビからのデジタル音声信号の入力ができる。

 音響機能には「ドルビープロロジックIIz」を搭載。5.1chサラウンド再生のスピーカーシステムで、左右のフロントスピーカーの上方にスピーカーを配置することで、高さ方向を含む音場を表現し、より臨場感のあるサラウンド再生が楽しめる。付属の測定マイクロフォンで、部屋の音響特性をすばやく高精度で自動測定・補正する。

 薄型テレビや携帯オーディオとの連携機能も搭載。液晶テレビ「BRAVIA」用ウィジェット「アプリキャスト」と連動し、ブラビアのリモコンで音質設定、入力切り替えなどができる。リンク機能「ブラビアリンク」にも対応した。

 ソニー製ポータブルオーディオとソニーのAV機器の接続規格「デジタルメディアポート」を備え、携帯オーディオ「ウォークマン」を別売のアダプタで接続して音楽を高音質で再生することができるほか、付属リモコンで再生や停止などの操作やウォークマンの充電ができる。