DXアンテナ、上新電機高井田店のテレビ売り場にワイヤレス伝送システムを導入

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2010/05/17 17:13

 DXアンテナ(米山實社長)は、「ミリ波帯」と呼ばれる高周波電波を使って、離れた場所にあるテレビに地上・BS・110度CSデジタル放送をワイヤレス伝送するシステムを開発し、上新電機高井田店(土井栄次社長、大阪府東大阪市)に実用化デモを導入した。

 ミリ波帯無線方式を用いたワイヤレス伝送システムは、BS/CSなどの衛星放送に用いられる12GHz帯に比べ、さらに周波数の高い30-300GHzの電波で、波長が10mmから1mmのミリ波を用いたもの。今回のシステムは、60GHz帯の電波を使用している。 

ワイヤレス映像伝送システム

 信号ケーブルが不要なので、多くのテレビのレイアウト変更が簡単にできることや、無圧縮のHD映像を損失なく伝送できるなどのメリットがある。上新電機高井田店に導入した実用化デモは、5月12日から3か月間の予定。

 1台の送信機からライン上に並ぶ複数の受信機にミリ波を届ける「直接伝送」が9台、反射板でミリ波の電波を分配し、複数のテレビコーナーの受信機にミリ波を届ける「反射伝送」24台、計33台のテレビを対象に行う。

 DXアンテナの調べによると、2010年5月現在、デジタル放送のミリ波を用いたワイヤレス伝送による店舗共聴は国内で初めてで、世界でも例がないという。今回の実用化デモを通じて「ミリ波利用による店舗共聴 ワイヤレス映像伝送システム」の有効性を確認するとともに、他の各店舗での早期導入と、普及拡大につなげていく。

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