パナソニック、3D対応プラズマ「3D VIERA」VT2シリーズに65V型・58V型を追加

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2010/04/28 19:36

 パナソニックは、3D対応プラズマテレビ「3D VIERA VT2シリーズ」に、65V型と58V型の2機種を追加し、5月28日に発売する。価格はオープンで、実勢価格は65V型の「TH-P65VT2」が70万円前後、58V型の「TH-P58VT2」が57万円前後の見込み。

3D VIERA TH-P65VT2/TH-P58VT2

 「3D VIERA VT2シリーズ」は、左眼と右眼で、交互に再生される映像を専用シャッターメガネを通して見る「フレームシーケンシャル方式」を採用した3D対応のプラズマテレビ。「かけやすさ」とデザインにこだわった専用メガネ「3Dグラス」1本が付属する。

 新たに発売する65V型・58V型は、4月23日に発売した同シリーズの54V型「TH-P54VT2」、50V型「TH-P50VT2」と画面サイズ以外の性能・機能は同じ。発光効率を高め、新開発の蛍光体や新開発の高速パネル駆動を採用した3D対応「フル・ブラックパネル」を搭載し、右眼・左眼用の映像を交互に高速表示する3D映像でも、クリアな映像を楽しめる。

 ネイティブコントラストで、業界最高水準の500万対1を実現。明所コントラストも従来の約2倍に高め、3D、2D映像を問わず、明るい環境でも「黒」が冴える映像など、高画質を追求した。

 省電力化を図り、年間消費電力量を従来の2D表示のプラズマテレビに比べて約40%削減。さらに、ユーザーの視聴環境や使用環境に応じて、自動的にテレビ本体や周辺機器を制御して節電する独自の省電力機能「エコナビ」を搭載する。

 同社製レコーダー「DIGA」に録画した番組を、離れた部屋に設置したテレビで再生できる「お部屋ジャンプリンク」機能や「ビエラリンク」といった便利なリンク機能を搭載。インターネットに接続すれば、ビデオ・オン・デマンドの映像配信サービス「アクトビラ ビデオ・フル」、YouTube動画の視聴などに対応する。

 チューナーは、地上デジタル・BSデジタル・110度CSデジタルチューナー各2基と地上アナログチューナーを搭載し、デジタル放送とデジタル放送の組み合わせで2画面視聴が可能。データ放送やアクトビラとの2画面にも対応する。インターフェースは、HDMI端子4系統、D4端子、パソコン入力端子(ミニD-Sub15Pin)などを搭載する。