HOYA、PENTAX初の中判デジタル一眼「645D」、発売日を5月20日に決定

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2010/04/27 12:18

 HOYAは、「PENTAX」ブランドの中判デジタル一眼レフカメラ「PENTAX 645D」の発売日を5月20日に決定した。価格はオープン。ボディの実勢価格は80万円台半ばの見通し。

PENTAX 645D

 「PENTAX 645D」は「PENTAX」ブランド初の中判デジタル一眼レフカメラで、35mmフィルムの約1.7倍の面積をもつ44×33mmの有効4000万画素CCDを撮像素子を搭載。レンズと撮像素子本来の解像力を引き出すために、ローパスフィルターレスのCCDユニットを採用した。画像処理回路「PRIME(プライム) II」で、階調が豊かで色再現性にすぐれた高画質の画像を撮影できると同時に、大容量の画像データの高速転送などを可能にしている。

 新開発の11点ワイドAFセンサーや、撮影画像へのゴミの写り込みを防ぐ「DR II」機構を備える。外部メモリはSD/SDHCメモリカードに対応。カードスロットはデュアルスロット。サイズは幅156×高さ117×厚さ119mm、本体のみの重さは約1400g。

smc PENTAX-D FA645 55mmF2.8AL[IF] SDM AW

 同時に、単焦点レンズ「smc PENTAX-D FA645 55mmF2.8AL[IF] SDM AW」を発売する。価格はオープン。実勢価格は10万円前後の見込み。焦点距離は35mmフィルム換算で43.5mm。高性能ハイブリッド非球面レンズを採用することで、収差を極限まで補正するとともに十分な周辺光量と高い解像力を実現した。

 レンズ本体7個所にシーリングが施すことで、レンズ内部に水滴やホコリなどが入りにくい防塵・防滴構造にした。サイズは最大径81.3mm×長さ68.2mmで重さは約416g。