シャープ、LEDバックライト採用「LED AQUOS」にブルーレイ内蔵モデル

ニュース

2010/04/20 20:26

 シャープは、LEDバックライトシステムを採用し、ブルーレイディスク(BD)レコーダーを内蔵した液晶テレビ「LED AQUOS DXシリーズ」を発売する。

“ブルーレイ内蔵 LED AQUOS”DXシリーズ
(左側上段LC-46DX3-B、下段LC-52DX3-B、右側上段左よりLC-32DX3-W、LC-32DX3-B、LC-32DX3-R、右側下段左よりLC-40DX3-W、LC-40DX3-B、LC-40DX3-R)

 画面サイズは52V型・46V型・40V型・32V型の4サイズで、32V型以外は画素数1920×1080のフルハイビジョン、32V型と、LEDバックライトを搭載しない26V型「AQUOS LC-26DV7」は、1366×768の通常ハイビジョンとなる。

 52V型・46V型・40V型・32V型は、光配向技術「UV2A(ユーブイツーエー)技術」を採用した次世代液晶パネルと、高精度の発光制御が可能な「LEDバックライトシステム」を搭載。52V型・46V型・40V型は、再生映像に合わせて液晶とLEDバックライトをきめ細かに制御することで、シネマコントラスト500万:1の高画質を実現した。デジタルテレビ専用の高速画像処理LSIを内蔵した「AQUOS高画質マスターエンジン」も搭載する。

 バックライトシステムの光利用効率向上などによって、年間消費電力量を2009年9月発売の従来機に比べて30%以上削減して省エネ化。全機種が、エコポイント(2010グリーン家電エコポイント制度)の対象製品となっている。

 本体にBDレコーダーを内蔵し、地上デジタル放送やBS・CSデジタル放送をBDに録画したり、市販のBD/DVDソフトを再生したりできる。8.5倍モードで録画した場合、2層50GBのBDに最長約36時間の長時間録画が可能。ディスクを挿入すると再生を開始する「一発再生」や、電子番組表から簡単に録画予約できる「一発予約」など、テレビとレコーダーが一体化したオールインワンモデルならではの使いやすさを実現した。

 このほか、共通機能として、ユーザーの好みに自動で画質調整する「好画質センサー」や、別の部屋に設置した同社製BDレコーダーのHDDに録画した番組や、DLNA対応機器内に保存した動画などを再生できる「ホームネットワーク」機能などを搭載。HDMIで接続した対応機器を連携操作できる「AQUOSファミリンクII」に対応する。

 カラーは、52V型・46V型はブラック系のみの1色、40V型・32V型・26V型は、ブラック系/ホワイト系/レッド系の3色を用意する。発売日は、52V型・46V型・40V型が6月10日、32V型・26V型は5月20日。

 価格はすべてオープン。実勢価格は、52V型「LC-52DX3-B」が40万円前後、46V型「LC-46DX3-B」が33万円前後、40V型「LC-40DX3-W」「LC-40DX3-B」「LC-40DX3-R」が23万円前後、32V型「LC-32DX3-W」「LC-32DX3-B」「LC-32DX3-R」が16万円前後、LEDバックライト非搭載の26V型「LC-26DV7-B」「LC-26DV7-W」「LC-26DV7-R」が14万円前後の見込み。