東芝、3波対応の多機能チューナー、液晶テレビ「REGZA」ブランドで登場

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2010/03/18 16:10

 東芝は、アナログテレビとつないでデジタル放送が視聴できる地上・BS・110度CSデジタルチューナー「レグザチューナー D-TR1」を4月下旬に発売する。価格はオープンで、実勢価格は2万5000円の見込み。

レグザチューナー D-TR1

 標準画質の映像の画素を復元し、高精細な映像を映し出す超解像技術「レゾリューションプラス2」を搭載。外付けHDDを接続すれば番組録画が可能で、HDDは最大8台まで登録できる。USBハブで、最大4台までの同時接続に対応する。

 SDカードスロットを備え、ワンセグ放送の番組をメモリカードに録画できる。録画した番組は、スロットを備えるポータブルDVDプレーヤーなどで楽しめる。液晶テレビ「レグザ」で使用する電子番組表「レグザ番組表・ファイン」を採用。文字サイズは5段階の切り換えが可能だ。

 このほか、字幕放送とデータ放送、双方向サービスに対応する。コネクタはHDMI端子、D3端子、コンポジット端子、USB端子など。サイズは幅238.0×高さ33.0×奥行き160.8mm、重さは680g。カラーはブラック。

 東芝広報によると、「液晶画面のない『レグザ』」がコンセプト。アナログテレビだけでなく、「デジタルテレビとつないで番組録画や各種チューナーを追加し、機能を拡張できる」ことがメリット。同社は、機能を絞った実売5000円前後の地上デジタルチューナー「SD-PDT12W」をすでに発売しており、「D-TR1」でデジタルチューナーのラインアップ拡充を図った。